「暗号資産を始めてみたいけど、取引所が多すぎてどこを選べばいいかわからない...」
「手数料や安全性って、結局どこがいいの?」
「初心者でも安心して使える取引所を、誰か本音で教えてほしい...」
暗号資産に興味を持ったとき、最初にぶつかる壁が「取引所選び」ではないでしょうか?
国内だけでも20社以上の取引所が存在し、それぞれ手数料、取扱い銘柄、セキュリティ体制が異なります。
調べれば調べるほど迷ってしまう...という方は多いでしょう。
実は私自身、最初の取引所選びで「なんとなく有名だから」という理由だけで口座を開設し、あとから手数料の違いや使い勝手の差に気づいて後悔した経験があります。
取引所選びは、暗号資産投資の「土台」です。
この土台――つまり手数料・セキュリティ・使いやすさがしっかりした取引所を選べるかどうかで、そのあとの投資体験がまったく変わってきます。
この記事では、暗号資産投資歴5年以上の筆者が、「国内でおすすめの暗号資産取引所」をユーザー満足度の観点から徹底比較します。
本記事の解説ポイント
- 暗号資産取引所とは?
- 国内と海外の違いは?
- 失敗しない取引所選びの6つのチェックポイント
- 2026年最新のおすすめ国内取引所6選を徹底比較
読み終えた頃には、「自分に合った取引所はここだ」と迷わず判断できる状態になっているはずです。
ぜひ最後までお付き合いください。
暗号資産取引所とは?

暗号資産を売買するには、暗号資産取引所と呼ばれるサービスに口座を開設する必要があります。
銀行口座がなければ銀行振込ができないのと同じように、暗号資産取引所の口座がなければ暗号資産の売買はできません。
簡単に言うと、暗号資産取引所とは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を買いたい人と売りたい人をつなぐプラットフォームです。
日本円を入金し、希望する暗号資産を購入する。
シンプルに言えば、それだけのことです。
ただし、取引所にはいくつかの種類があり、その違いを知っておかないと思わぬ損をしてしまう可能性があります。
まずは、基本的な違いから整理していきましょう。
国内取引所と海外取引所、何が違うの?

暗号資産取引所には、大きく分けて「国内取引所」と「海外取引所」の2つがあります。
それぞれの違いを整理すると、次のようになります。

上表を見ていると、海外取引所の方が取扱い銘柄が圧倒的に多く、レバレッジも高く設定できるため、海外取引所を使いたくなる人は多いでしょう。
しかし、初心者にはまず国内取引所を強くおすすめします。
理由は明確で、金融庁の監督下にあるからです。
国内取引所は、資金決済法に基づき、金融庁への登録が義務付けられています。
顧客資産の分別管理やセキュリティ体制の整備が法律で求められているため、万が一のトラブル時にも一定の保護が期待できるのです。
一方、海外取引所は、日本の法律による保護を受けられません。
過去には、海外大手取引所FTXが経営不正で破綻し、多くのユーザーが資産を失った事件(2022年)もありました。
さらに見落とせないのが、海外取引所は突然、日本人向けのサービスを停止する可能性があるという点です。
■【私の体験談】BinanceとBybitのサービス停止で資産引き出しを迫られた
これは、実際に私が経験したことです。
2023年に世界最大級の取引所だったBinance(バイナンス)、2026年には人気の高かったBybit(バイビット)が、相次いで日本居住者向けのサービスを停止しました。
ある日突然「〇月〇日までに資産を移してください」という通知が届き、期限内に出金先を探して資産を移動させなければなりませんでした。
幸い、私はMetaMask(メタマスク)などのウォレットを持っていたため、資産をスムーズに引き出すことができ、大きな混乱にはなりませんでした。
しかし、もしウォレットや他の出金先を準備していなかったらと思うとゾッとします。
家族のお金を預けている方にとって、「使い慣れた取引所が突然使えなくなる」というリスクは、想像以上に大きなストレスでしょう。
「銘柄数が多い」「レバレッジが高い」という理由だけで海外取引所を選ぶのは、特に知識の乏しい初心者にとってはリスクが大きいと言わざるを得ません。
まずは国内取引所で基礎を固め、経験を積んでから海外取引所を検討する。
この順序が、もっとも安全なステップと言えるでしょう。
取引所と販売所は別物

次に知っておかなければならないのは、「取引所形式」と「販売所形式」の違いについてです。
国内の暗号資産サービスには、主に「取引所形式」と「販売所形式」という2つの売買方法があります。
どちらも同じアプリや取引サービスの中に用意されていることが多いため、初心者にとっては違いが分かりにくいかもしれません。
しかし、この2つは仕組みもコストも大きく異なるため、暗号資産を始めるうえで最初にしっかり理解しておくことが大切です。
最初に違いを整理しておきましょう。

■ 取引所形式とは?
取引所形式は、ユーザー同士が売買する方式です。
ここでは、運営会社が相手になるのではなく、「この価格で買いたい人」と「この価格で売りたい人」の注文をマッチングして取引が成立します。
例えば、ビットコインを買いたい人が「1BTCを1,000万円で買いたい」と注文を出したとします。
その後、売りたい人が「その価格で売ってもいい」となれば、それで取引は成立です。
この方式では、板(いた)と呼ばれる注文一覧を見ながら取引します。
画面には「いくらで売りたい人がいるか」「いくらで買いたい人がいるか」が並んで表示されています。
イメージとしては、フリマアプリやオークションに近い仕組みをイメージするとわかりやすいでしょう。
お店から買うのではなく、参加者同士で値段を合わせて売買する感覚ですね。
販売所形式より少し操作は難しくなりますが、一般的にはスプレッドが狭く、コストを抑えやすいという大きなメリットがあります。
■ 販売所形式とは?
一方の販売所形式は、運営会社(GMOコインやBITPOINTなど)から暗号資産を買い、運営会社に売る方式です。
例えば、アプリを開いてビットコインの画面を見たときに、「購入」あるいは「売却」ボタンを押して、その場で提示された価格の暗号資産を売買する方式、それが販売所形式です。
イメージとしては、お店で商品を買う感覚に近いでしょう。
表示された価格に納得すれば、そのまますぐに購入できます。
この方式のメリットは、とにかく操作が簡単なことです。
板情報や注文方法を理解していなくても、直感的に売買できます。
ただし、販売所形式で注意したいのがスプレッドです。
スプレッドとは、運営会社が提示する「買う価格」と「売る価格」の差のことです。
この差が、販売所形式における実質的な取引コストになります。
■【具体例】現在のBTC価格1,000万円、販売所のスプレッドが5%の場合
例えば、取引所でのBTC価格が、1,000万円だと仮定した場合を考えてみましょう。
このとき、販売所におけるスプレッドが5%であれば、それぞれの価格は次の表のように決まります。

上表は、1BTCを買う場合、取引所なら1,000万円前後で買えるのに対し、販売所では購入価格が1,025万円になることを示しています。
つまり、1BTCを買う時点で、適正価格よりも25万円分だけ高く買わされて、損をしていることになるのです。
反対に売るときも、取引所の価格1,000万円に対して975万円でしか売れないため、こちらも「25万円分だけ不利な価格」になります。
このように、販売所形式では、スプレッドが広めに設定されていることがよくあるため、仕組みを知らずに使うと、あとから「思ったより高く買ってしまった」と後悔することになるでしょう。
初心者はどう使い分ければいい?
初心者にとって、販売所形式が分かりやすいのは事実です。
実際、最初のうちは「とにかく一度買ってみたい」という場面もあるでしょう。
ただし、何度も売買するなら、販売所形式のコスト差は無視できません。
例えば、10万円分のビットコインを販売所形式で買う場合、取引所形式と比較して「約2,500円も多くコストを支払う」ことになります。
100万円分のビットコインを買った場合は、約25,000円のコストです。
1回だけなら小さく見えるかもしれません。
しかし、これが何度も積み重なると、長期的には大きな差になります。
ですから、初心者の方は、最初は販売所形式で操作に慣れつつ、仕組みが分かってきたら早めに取引所形式へ移行することを目指しましょう。
取引所を選ぶ6つのチェックポイント

暗号資産取引所は国内だけでも20社以上あり、手数料・取扱銘柄・使いやすさ・セキュリティ体制はそれぞれ異なります。
ですから、「有名だから」「なんとなく使いやすそうだから」という理由だけで選ぶのはおすすめできません。
特に初心者の場合、最初に選ぶ取引所によって、コストの負担や資産管理のしやすさが大きく変わります。
そこで本章では、取引所選びで失敗しないために確認しておきたい6つのチェックポイントを整理していきます。
① 金融庁への登録・セキュリティ体制
最も重要なチェックポイントが、金融庁への登録の有無とセキュリティ体制です。
国内で金融庁に登録されている暗号資産交換業者は、資金決済法に基づき、利用者保護や資産管理に関する一定の基準を満たすことが求められています。
そのため、取引所を選ぶときは、まず登録業者であることを確認したいところです。
そのうえで、次の点もあわせて確認しておきましょう。
2018年のCoincheck流出事件以降、国内取引所のセキュリティ基準は大きく強化されました。
ただし、対策の手厚さには取引所ごとの差がありますので、「金融庁へ登録されているか」だけでなく、「どこまで具体的な対策をしているか」までを確認しておきましょう。
② 取扱い通貨・銘柄数
次に確認したいのが、その取引所で「どの暗号資産」を扱っているかです。
取引所によって、取り扱っている暗号資産の種類や数は大きく異なります。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は、多くの国内取引所で売買できますが、それ以外のアルトコインについては、対応しているかどうかにかなり差があります。
そのため、取引所を選ぶときは、単に「有名だから」「利用者が多いから」で決めるのではなく、自分が売買したい銘柄を取り扱っているかを最初に確認することが大切です。
初心者の方であれば、まずは、ビットコインとイーサリアムを取引所形式(板取引)で売買できるかを確認しておくとよいでしょう。
というのも、販売所形式でしか買えない銘柄だと、スプレッドの影響で売買コストが高くなりやすいからです。
長く積み立てたり、何度か売買したりすることを考えると、取引所形式に対応しているかどうかは重要なチェックポイントになります。
また、将来的に投資対象を広げたい方は、取扱い銘柄数が多い取引所を選んでおくと、あとから別の口座を増やす手間を減らせるでしょう。
ただし、銘柄数が多ければ多いほど良いというわけではありません。
大切なのは、「自分が買いたい銘柄を扱っているか」、そして「その銘柄を取引所形式で売買できるか」という点です。
まずは、自分に必要な銘柄がそろっているかを確認し、そのうえで、将来の選択肢まで含めて見ておくと後悔しないでしょう。
③ 各手数料|取引時・送金時・入出金時
取引所を選ぶときは、手数料の安さもしっかり確認しておきたいポイントです。
暗号資産の取引では、「買うとき・売るとき」だけでなく、日本円を入金するとき、銀行口座へ出金するとき、さらに暗号資産を自分のウォレットなどへ送るときにも手数料がかかる場合があります。
そのため、表面上の「取引手数料」だけを見るのではなく、トータルでどれくらいコストがかかるかを確認することが大切です。
主な手数料は、次の4つです。
このうち、まず注目したいのが取引手数料です。
取引所形式では、取引手数料が無料〜0.1%程度に設定されており、スプレッドも比較的狭いため、販売所形式より圧倒的にコストを安く抑えられます。
中には、指値注文(メイカー)を出すことで、手数料がマイナスになる取引所もあります。
一方で、初心者が見落としやすいのが、入出金手数料や送付手数料です。
例えば、次のような場面でコストがかかることがあります。
一回ごとの金額はそれほど大きく見えなくても、こうした手数料を何度も支払っていると、その分だけコストは積み上がっていきます。
特に少額投資では、この影響を受けやすくなるため、注意が必要です。
また、将来的に自分のウォレットを使って資産を管理したり、各種チェーンやサービスを触ったりしたい方にとっては、送付手数料が高い取引所だと動きにくさを感じやすいでしょう。
そのため、取引所を比較するときは、「取引手数料が安いか」だけでなく、「入金・出金・送付まで含めて、合計でどれくらいコストがかかるか」を見るようにすることが大切です。
④ スプレッドの大きさ
手数料とあわせて、必ず確認しておきたいのがスプレッドです。
スプレッドとは、買値(あなたが買うときの価格)と売値(あなたが売るときの価格)の差のことです。
この差が大きいほど、実質的な売買コストも大きくなります。
初心者が見落としやすいのは、「取引手数料無料」と書かれていても、スプレッドが広ければ、実際にはしっかりコストを負担しているという点です。
つまり、表面上は手数料がゼロでも、買う価格が高く、売る価格が安く設定されていれば、その差額ぶんだけ不利な条件で取引していることになります。
例えば、ビットコインの現在の市場価格(取引所の価格)が1,000万円で、販売所の表示価格が次のようになっていたとします。
この場合、購入価格と売却価格の差額は50万円です。
これがスプレッドです。
この例では、1BTCを買うとき、本来の市場価格が1,000万円であるにもかかわらず、実際には1,025万円を支払うことになります。
つまり、買った時点で25万円分だけ高い価格で買っていることになるのです。
逆に売るときも、市場価格が1,000万円であるにもかかわらず、実際には975万円でしか売れません。
こちらも、25万円分だけ不利な価格となります。
このように、買うときは高く、売るときは安くなる差額が、スプレッドという実質的なコストです。
そのため、「手数料無料だからお得」と思って使っていても、あとから振り返ると、想像以上にコストがかかっていたということはよくあります。
こうした落とし穴は、スプレッドの仕組みを知らない初心者ほど気づきにくいポイントです。
■ スプレッドで損をしにくくするための対策
スプレッドによる負担を減らすには、次の点を意識するとよいでしょう。
スプレッドによる負担を減らす対策
- 販売所より「取引所(板取引)」を優先して使う
販売所はスプレッドが広くなりやすい一方、取引所形式はユーザー同士の売買なので、一般的にコストを抑えやすくなります。 - 売買前に「購入価格」と「売却価格」の差を確認する
同じ取引所でも、銘柄や時間帯によってスプレッドは変わります。購入前に価格差を確認するだけでも、無駄なコストに気づきやすくなります。 - 相場が急変しているタイミングを避ける
急騰や暴落のときは、スプレッドが一時的に大きく広がることがあります。焦って売買すると、想像以上に不利な価格で約定することもあるため注意が必要です。
これらの視点をどれか一つ持っておくだけでも、スプレッドによる負担はぐっと下がります。
⑤ アプリの使いやすさ
暗号資産の取引は、スマートフォンのアプリで行うのが主流です。
取引所を選ぶ際にまずは、セキュリティや手数料、取扱銘柄などを優先して確認したいところですが、アプリの使いやすさも軽視できません。
優先順位はそこまで高くない一方で、意外と重要なチェックポイントです。
というのも、アプリが使いにくいと、次のような小さなストレスが積み重なりやすいからです。
特に初心者のうちは、機能が多すぎるアプリよりも、画面が見やすく、迷わず操作できることのほうが大切です。
使い勝手が悪いと、確認や注文そのものが面倒になり、結果として投資を続けにくくなることもあります。
■ チェックしておきたいポイント
スマートフォンアプリを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントは、次の4つです。
例えば、価格をこまめに確認したい方にとっては、チャートの見やすさや通知機能の使いやすさが重要になるでしょう。
一方で、積立中心で使いたい方なら、残高確認や入出金がスムーズにできるかのほうが大事かもしれません。
また、子育て世帯の方は、まとまった時間を確保しにくいことも多いです。
だからこそ、スキマ時間にサッと開いて、迷わず確認・操作できるかは、長く続けるうえで意外と大きな差になります。
さらに可能であれば、口座開設前にアプリストアのレビューを確認したり、公式サイトの画面イメージを見たりして、操作のしやすさをチェックしておくとより安心です。
実際に使い始めてから「思ったより使いにくい」と後悔することが少なくなります。
⑥ 積立・少額対応
最後に確認しておきたいのが、積立購入や少額投資に対応しているかどうかです。
暗号資産は価格変動が大きいため、いきなり大きな金額を投資するのが不安な方も多いでしょう。
そのような方に向いているのが、積立サービスや少額購入に対応した取引所です。
積立サービスがあれば、毎月や毎日など決まったタイミングで一定額を自動購入できるため、買うタイミングで悩みにくくなります。
これはドルコスト平均法の考え方にもつながり、購入単価の平準化という大きなメリットを得られます。
また、最低購入金額は取引所によって異なります。
少額から始められる取引所を選べば、リスクを抑えながら無理のない範囲で暗号資産投資を始めやすくなるでしょう。
国内おすすめ取引所6選|ユーザー満足度ランキングで比較

ここからは、2026年時点でおすすめしたい国内暗号資産取引所6選を、分かりやすくご紹介していきます。
暗号資産に興味を持っていても、最初に迷いやすいのが「結局、どの取引所を選べばいいの?」という点ではないでしょうか?
そこで本章では、実際の利用者の評価を参考にしながら、初心者の使いやすさや少額投資の始めやすさといった視点も加えて、国内の暗号資産取引所を比較していくような形で説明していきたいと思います。
ちなみに、今回の順位づけでは、オリコン顧客満足度調査「暗号資産取引所 現物取引ランキング(2026年版)」の総合スコアを参考にしました。
この調査は、実際の利用者アンケートをもとに、手数料の納得感、取引のしやすさ、資産管理、システムの安定性などの観点から評価されたものです。
こうした評価項目は、初心者の方が「どこを選べばいいのか」を考えるうえでも重要なポイントがそろっているため、取引所選びの入口としてとても参考になるランキングだと思います。
ただし、ランキングの高い取引所が、必ずしもすべての人にとって最適とは限りません。
大切なのは、自分が何を重視するかです。
例えば、手数料の安さを優先したい方もいれば、アプリの使いやすさや、少額で始めやすいことを重視したい方もいるでしょう。
そのため本章では、順位の高さだけでなく、それぞれの取引所の特徴や向いている人もあわせて分かるように整理しています。
自分にはどこが合いそうかについて考えながら読み進めていただければと思います。
※本章は、オリコン顧客満足度調査の結果を参考にしつつ、当ブログの視点で内容を整理・再構成したものです。調査の詳細は、「暗号資産取引所 現物取引ランキング(2026年版)」をご確認ください。
まずは一覧で比較|6つの取引所の違いがひと目で分かる
まずは、6つの取引所の違いを一覧表で比べてみましょう。

※ 手数料・銘柄数は2026年4月時点の情報です。最新情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。
こうして表にしてみると、それぞれの取引所の特徴が見えてきますね。
送金手数料の比較|将来の使いやすさを左右する重要ポイント
続いて、各取引所の「暗号資産の送金手数料」の比較表も見てみましょう。

送金手数料は、日本円の入出金手数料ほど目立たないものの、あとから自分のウォレットへ資産を移したい方や、各種チェーンやサービスを触ってみたい方にとっては、かなり重要なポイントです。
例えば、最初は国内取引所で買って保有するだけのつもりでも、慣れてくると次のようなことを考える方は少なくありません。
そんなとき、送金のたびに手数料がかかる取引所だと、少額で動かしにくかったり、何度も移動するのが面倒になったりしますよね?
ですから、将来の使いやすさまで考えるなら、送金手数料もあわせて確認しておくことが大切です。
ここからは、それぞれの取引所の特徴や向いている人を、順位順にひとつずつ見ていきましょう。
【bitbank】取扱銘柄が豊富で本格的な板取引にも強い実力派

bitbank(ビットバンク)は、取扱銘柄の豊富さと本格的な板取引のしやすさが魅力の国内取引所です。
bitbankは公式に、40種類以上の暗号資産を取り扱っており、そのすべてが取引所形式(板取引)に対応していると案内しています。
ビットコインやイーサリアムだけでなく、アルトコインまで幅広く売買しやすいのが大きな強みですね。
さらにbitbankは、国内の現物取引高のうち、「アルトコインに限るとシェアNo.1」を強みとして打ち出しています。
銘柄数が多いだけでなく、実際に多くのユーザーに利用されている取引所で本格的な板取引ができる点もbitbankの魅力といえるでしょう。
■ bitbankのいちばんの強み|取扱銘柄が豊富
bitbankのいちばんの魅力は、取扱銘柄が豊富なことです。
最初はビットコインやイーサリアムから始めるつもりでも、慣れてくると「ほかの銘柄も少し見てみたい」と感じる方は少なくありません。
その点、bitbankは取扱銘柄が幅広く、すべての暗号資産が取引所形式(板取引)に対応しています。
あとから興味のある通貨が増えても、そのまま使い続けやすいのがメリットですね。
■ コスト面の強み|取引所形式(板取引)を使えば手数料を抑えやすい
bitbankは、取扱銘柄が多いだけでなく、取引所形式(板取引)の手数料水準も魅力的です。
2026年2月2日時点の公式案内では、多くの通貨ペアでメイカー手数料が-0.02%、テイカー手数料が0.12%となっています。
つまり、取引所形式(板取引)に慣れている方や、これから少しずつ覚えていきたい方にとっては、コストを抑えながら取引しやすい環境が整っているということです。
■ セキュリティ面の安心感
安全性の面でも、bitbankは安心感のある取引所です。
公式サイトでは、創業以来ハッキング被害ゼロを掲げており、セキュリティ対策に力を入れていることが伝わってきます。
また、bitbankは国内の暗号資産取引所として初めて、国際規格に基づくISMS認証を取得しています。
コールドウォレット管理やマルチシグの導入など、基本的なセキュリティ対策もしっかり整えられています。
暗号資産取引所は、手数料や銘柄数だけで選ぶものではありません。
安心して資産を預けられるかどうかも含めて考えると、bitbankは有力な候補のひとつといえるでしょう。
■ 注意点
一方で、bitbankにも注意しておきたい点はあります。
まず、アプリや取引画面は、初心者向けに極限までシンプルにしたタイプというより、ある程度しっかり取引したい人向けの印象があります。
機能が充実しているぶん、暗号資産に初めて触れる方は、玄人向けのアプリ画面や取引機能の多さに最初は少し戸惑うかもしれません。
また、日本円の入金と出金には手数料がかかります。
日本円の入金に関しては、銀行振込(振込手数料は自己負担)による入金対応です。
日本円の出金手数料は、550円(3万円未満)または770円(3万円以上)となっており、原則、即時振り込まれます。
頻繁に出金する方は、この点も確認しておきたいところですね。
こんな方におすすめ
- ビットコインやイーサリアム以外の銘柄にも興味がある方
- 板取引でしっかり売買したい方
- 取扱銘柄の多さと流動性の両方を重視したい方
- 手数料・銘柄数・安心感のバランスを重視したい方
bitbankは、まずは主要銘柄から始めたいけれど、将来的には選択肢も広げたい方に向いている取引所です。
取扱銘柄の豊富さに加えて、アルトコインの取引シェアや板取引のしやすさまで重視するなら、有力な候補になるでしょう。
【BITPOINT】ゼロつみたてと手数料の安さが魅力

BITPOINT(ビットポイント)は、SBIグループの一員として展開されている暗号資産サービスです。
大手グループの安心感に加えて、積立の始めやすさと各種手数料を抑えやすいことが大きな魅力です。
■ BITPOINTの強み|ゼロつみたてと各種手数料の安さ
BITPOINTの大きな強みは、ゼロつみたてという独自サービスがあることです。
これは、積立手数料だけでなく、積立時のスプレッドも0円でビットコインを積み立てられる国内初のサービスです。(参考:BITPOINT「ビットコイン積立投資ゼロつみたて」)
積立にかかるコストをできるだけ抑えたい方にとっては、かなり魅力的な仕組みといえるでしょう。
さらにBITPOINTは、現物取引手数料が無料で、暗号資産の入金手数料(即時入金)も無料です。
日本円の出金手数料に関しても、月1回まで無料なので、全体として各種手数料を抑えやすい取引所だといえます。
まずは少額で積み立てから始めたい方や、余計なコストをできるだけかけたくない方に向いているといえるでしょう。
■ 注意点
一方で、BITPOINTにも知っておきたい点はあります。
まず、bitbankのように取扱銘柄数の多さを強みとするタイプではないため、将来的にできるだけ多くのアルトコインを売買したい方には、やや物足りなく感じる可能性があります。
また、BITPOINTの大きな魅力であるゼロつみたては、現時点ではビットコイン専用の積立サービスです。
そのため、イーサリアムやその他の暗号資産を低コストで積み立てたい方は、取引所形式を使って手動で定期的に買っていくといった対応が必要になるでしょう。
さらに、日本円の出金は月1回まで無料、2回目以降は330円となっており、翌々営業日にあなたの口座に振り込まれます。
各種手数料をかなり抑えやすい取引所ではありますが、「すべて完全無料」というわけではない点には注意しておきましょう。
こんな方におすすめ
- まずは、ビットコインの少額積立から暗号資産を始めてみたい方
- できるだけ手数料を抑えて運用したい方
- 自分のウォレットへ移すことも見据えて、送金コストの低さを重視したい方
- 複雑なことよりも、分かりやすく始めやすい取引所を選びたい方
BITPOINTは、まずはビットコインを少しずつ積み立ててみたい方や、余計なコストをできるだけかけずに始めたい方に向いている取引所です。
特に、ゼロつみたてのように初心者でも始めやすい仕組みがある点は、大きな魅力といえるでしょう。
【GMOコイン】バランスの良さと次の一歩を広げやすい取引所

GMOコインは、GMOコイン株式会社が運営する国内の暗号資産取引所です。
取引コスト、使いやすさ、サービスの幅広さをバランスよく備えており、初心者から中級者まで使いやすい取引所の一つといえるでしょう。
■ GMOコインの強み|全体のバランスが良く、将来的に選択肢を広げやすい
GMOコインの大きな強みは、全体のバランスが良いことです。
取引所形式では、銘柄によってメイカー手数料がマイナス、テイカー手数料も低めに設定されており、コストを抑えて売買しやすい環境が整っています。
さらに、日本円の入金手数料・出金手数料は無料で、24時間365日、即時入金・即時出金が可能です。
入金・売買・出金まで含めて、総合的にコストを抑えやすいのは大きな魅力でしょう。
また、将来的に選択肢を広げやすいのもGMOコインの魅力です。
現物取引だけでなく、レバレッジ取引、ステーキング、貸暗号資産などにも対応しているため、最初はシンプルに現物取引から始めて、慣れてきたら同じ口座のまま別のサービスにも挑戦しやすくなっています。
さらに、GMOコインは暗号資産の送付手数料が無料で、すぐに送付可能なため、自分のウォレットへ資産を移してみたい方にとっても使いやすい取引所です。
例えば、自分のウォレットで資産管理をしてみたい方や、DeFiを触ってみたい方、エアドロップを狙って各種チェーンを試してみたい方にとっては、送付のたびに余計なコストがかかりにくいのは大きなメリットでしょう。
つまりGMOコインは、取引所の中でできることを広げやすいだけでなく、取引所の外にあるオンチェーンの世界にも進みやすい取引所だといえるのですね。
■ 注意点
一方で、注意しておきたい点もあります。
日本円の通常出金は無料ですが、最低出金額が1万円(ただし、全額出金の場合、出金額に制限なし)に設定されています。(参考:GMOコイン「入出金・振替(日本円・暗号資産)」)
そのため、少額で運用している方が「数千円だけ出金したい」と思ったときには、やや使いにくく感じる場面があるかもしれません。
また、販売所形式は便利な反面、スプレッドの影響でコストが高くなりやすいため、手数料を抑えたい方は、できるだけ取引所形式を活用するのがおすすめです。
これはGMOコインに限らず、多くの国内取引所に共通して意識したいポイントです。
こんな方におすすめ
- バランスの良い取引所を選びたい方
- 売買だけでなく、将来的にステーキングや貸暗号資産にも挑戦してみたい方
- 日本円の出金や暗号資産の送付まで含めて、総合的なコストを抑えたい方
- 自分のウォレットで資産を管理したり、DeFiや各種チェーンを試してみたい方
ひと言でいえば、GMOコインは今の使いやすさと今後の広がりやすさの両方を備えた取引所です。
まずは現物取引から始めて、慣れてきたら次の選択肢にも広げていきたい方に向いているでしょう。
【bitFlyer】ビットコイン取引に強い国内大手

bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコイン取引に強みを持つ国内大手の暗号資産取引所です。
同社は、ビットコインの年間取引量で国内10年連続No.1(2016〜2025年)という実績を持っています。
※ JVCEAおよび各暗号資産交換業者の公表データをもとにしたbitFlyer社調べ。(出典は:bitFlyer公式プレスリリース 2026年4月3日。)
■ bitFlyerの強み|ビットコインの流動性が高い
bitFlyerの最大の特徴は、ビットコインの取引量が多いことです。
取引量が多いということは、売りたいときに売れ、買いたいときに買える環境が整っているということです。
この状態を「流動性が高い」といいます。
流動性が低い取引所では、注文がなかなか成立しなかったり、希望価格からズレて約定してしまう(スリッページ)こともあります。
その点、bitFlyerはビットコインにおいて実績があり、安定して売買しやすい環境が整っているのが強みです。
■ セキュリティ面の実績
bitFlyerは、創業以来ハッキングによる資産流出事故がないという実績を持っています(2026年時点)。
暗号資産取引所は、手数料や機能だけでなく、安心して資産を預けられるかも重要です。
その意味でも、長年の運営実績はひとつの安心材料になるでしょう。
■ 注意点
一方で、bitFlyerは手数料や入出金の条件に注意が必要です。
まず、日本円の入金については、住信SBIネット銀行からのクイック入金であれば無料ですが、それ以外の方法では330円/件の入金手数料がかかってしまいます。
また、日本円の出金手数料を安く抑えるには、三井住友銀行の口座が必要です。
三井住友銀行宛であれば比較的安く済みますが、他行宛では手数料が高くなりやすくなります。(出金処理は、原則として当日~翌々営業日中とされています。)
つまり、bitFlyerをコストを抑えて使うには、住信SBIネット銀行と三井住友銀行の口座を持っているかどうかが重要になるのですね。
これらを持っていない場合、入出金コストの面でややハードルが高く感じるかもしれません。
さらに、取引所形式の手数料も0.01〜0.15%と、bitbankやGMOコインと比べるとやや高めです。
販売所形式のスプレッドも広めの傾向があるため、できるだけLightning(取引所形式)を使うことが重要になってくるでしょう。
こんな方におすすめ
- ビットコインを中心に取引したい方
- 取引量が多く、安心して売買できる環境を重視したい方
- 大手取引所の実績や信頼性を重視したい方
bitFlyerは、手数料面では注意点があるものの、流動性と実績の安心感が強みの取引所です。
特に、ビットコインをメインに取引したい方にとっては、有力な選択肢のひとつといえるでしょう。
【SBI VCトレード】手数料の安さとステーキングの手軽さが魅力

SBI VCトレードは、SBIホールディングスが展開する暗号資産取引所です。
SBI証券などと同じグループに属しており、金融サービスとしての安心感があるのが特徴です。
■ SBI VCトレードの強み|各種手数料を抑えやすい
SBI VCトレードの大きな魅力は、各種手数料を抑えやすいことです。
公式サイトでは、日本円の入出金手数料、暗号資産の出庫手数料が無料と案内されています。
そのため、資金の出し入れやウォレットへの移動をする際も比較的使いやすい取引所といえるでしょう。
また、取引所形式の手数料も、「メイカー:-0.01%、テイカー:0.05%」と低水準です。
日本円の入出金や暗号資産の入出庫だけでなく、取引所での売買まで含めて、トータルでコストを抑えたい方に向いています。
■ ステーキングが使いやすい
SBI VCトレードのもう一つの強みは、ステーキングを始めやすいことです。
現在、SBI VCトレードでは17銘柄の暗号資産でステーキングに対応しており、国内最多と案内されています。
しかも、ステーキングを利用するために特別な申込や手続きは一切不要です。
対象となる暗号資産をSBI VCトレードの口座に保有しているだけで、自動的にステーキングの対象となり、毎月の平均保有数量に応じて毎月自動で報酬を受け取れる仕組みになっています。
そのため、頻繁に売買するというより、主要銘柄を保有しながらコツコツ増やしていきたい方には相性がよいでしょう。
■ 注意点
一方で、SBI VCトレードには注意点もあります。
まず、取引所形式で売買できる銘柄数が限られている点です。
SBI VCトレード全体では、40銘柄の暗号資産を取り扱っていますが、取引所形式(板取引)に対応している銘柄は一部に限られます。
現時点では、取引所形式で売買できるのは8銘柄となっており、bitbankのように幅広い銘柄を板取引で売買したい方には、やや物足りなく感じるかもしれません。
販売所でしか売買できない銘柄は、スプレッドの影響でコストが高くなりやすいため、GMOコインやBITPOINTなど、取引所形式で取り扱っている銘柄が豊富な取引所を検討したほうがよい場合もあるでしょう。
また、入出金まわりの使い勝手にも少しクセがあります。
クイック入金を利用した場合、入金相当額は7日間、出金や出庫が制限され、解除は8日目の朝7時です。
例えば、ETHを5万円分現金で購入した場合、それを自分のウォレットに送金するまでに8日かかるのですね。
暗号資産をすぐに移動させたい方にとっては、この7日間の資金拘束はややつらく感じるかもしれません。
さらに、日本円の出金には最長3銀行営業日かかる場合があるため、入出金のスピード面で見劣りする部分が多い印象です。
こんな方におすすめ
- 入出金や送金を含めて、手数料をできるだけ抑えたい方
- 主要銘柄を保有しつつ、安心感を重視したい方
- 簡単にステーキング報酬も受け取りたい方
- 頻繁に資金移動をしない、長期目線で運用したい方
SBI VCトレードは、コストを抑えながら、主要銘柄を保有しつつ、ステーキングも活用したい方に向いている取引所です。
一方で、上位3社と比べると使い勝手の面でやや制約も多いため、ステーキングを活用する予定のない方は、無理に口座を開設する必要のない取引所だと私は考えています。
【Coincheck】初心者が使いやすい定番アプリ

Coincheck(コインチェック)は、マネックスグループ傘下の暗号資産取引所です。
アプリの使いやすさに定評があり、暗号資産をこれから始める超初心者の方にとっては、最初の一歩を踏み出しやすい取引所のひとつといえるでしょう。
■ Coincheckの強み|アプリの使いやすさ
Coincheckの最大の魅力は、アプリの見やすさと操作のしやすさです。
画面がシンプルで、資産状況やチャートも直感的に確認しやすいため、暗号資産に慣れていない方でも使いやすく感じやすいでしょう。
超初心者で「暗号資産は難しそう」と感じている方でも入りやすく、積立投資を手軽に始めたい方や、まずはスマホアプリで少額から試したい方にも向いています。
■ 注意点
Coincheckは、使いやすさの反面、手数料面で注意したいポイントもある取引所です。
まず、日本円の入金に関しては、銀行振込の振込手数料が利用者負担とされています。
また、クイック入金を利用する場合は、次の手数料がかかります。
さらに、日本円の出金手数料は1回あたり407円です。
入出金を何度も繰り返す使い方では、思った以上にコストがかかってしまうでしょう。
特に、少額でこまめに資金移動するような方は、この点をあらかじめ理解しておく必要があります。
■ 販売所は使いやすいが、スプレッドには注意
Coincheckの販売所は、初心者でも迷いにくく、スムーズに購入しやすいのが魅力です。
ただし、販売所形式は使いやすい一方で、スプレッドの負担が大きくなりやすいため、便利だからといって何度も使いすぎないよう注意したいところです。
Web版では、取引所形式も利用できますが、Coincheckでは取引所で売買できない銘柄もあるため、銘柄によっては販売所を利用することになります。
また、スマホアプリ版では販売所形式での購入が基本となるため、手軽に使える反面、スプレッドによる実質コストには注意が必要です。
スプレッドによるコストを重視する方は、取引所形式の対象銘柄が多い、bitbankを選ぶようにしましょう。
こんな方におすすめ
- アプリの使いやすさを重視したい方
- 暗号資産を初めて触る完全初心者
- 頻繁に資金移動をしない方
Coincheckは、「まずは暗号資産に触れてみたい」という初心者にとって使いやすい取引所です。
一方で上位3社と比べると、入金手数料や出金手数料、販売所のスプレッドなど、コスト面で注意したい点が多くあるため、無理に口座を作る必要はないと私は考えています。
あなたの目的に合った取引所はどれ?

ここまで、6つの取引所をご紹介してきましたが、「結局、自分にはどこが合っているの?」と迷う方も多いと思います。
そこで本章では、「目的別のおすすめの選び方」を整理していきます。
はじめての1社を選ぶなら
暗号資産がまったく初めてで、「まずは安心して一歩踏み出したい」という方には、次の2社がおすすめです。
■ BITPOINT|コストを気にせず始めやすい
BITPOINTの魅力は、手数料のシンプルさと安さです。
上記の手数料が無料な点に加えて、取引所形式(板取引)の取扱い銘柄数が24銘柄とそこそこあるため、余計なコストを気にせずに「まずは触ってみる」という段階にぴったりです。
とにかくシンプルに始めたい人向けの取引所といった印象です。
■ GMOコイン|使いやすさと機能のバランスが良い
一方のGMOコインは、使いやすさと機能性のバランスが強みです。
最初はシンプルな画面で迷わず始められ、慣れてきたら本格的な機能も使えるので、成長に合わせて無理なく使い続けられるのが特徴です。
最初から将来まで見据えて使いたい人向けと言ってよいでしょう。
■ なぜこの2社なのか?
この2社に共通しているのは、次の3点です。
暗号資産に慣れてくると、「自分のウォレットに移してみたい」「DeFiやNFTなども触ってみたい」といった興味が出てくることが多いです。
そんなとき、低コストで主要な暗号資産を入手でき、送金コスト・入出金コストがかからないというのは、想像以上に大きなメリットになります。
手数料コスパ重視派なら
結論からお伝えすると、積極的に売買したいなら「bitbank」、トータルコストで考えるなら「GMOコイン」がおすすめです。
どちらもセキュリティ面での信頼性が高く、『コスト』と『安心感』のバランスが取れた取引所といえるでしょう。
では、投資スタイルごとにもう少し具体的に見ていきます。
■ 積極的に売買したいなら →「bitbank」
積立だけでなく、頻繁に売買を行う方はbitbankが有力な選択肢です。
理由は、メイカー注文(指値注文)を使うことで、手数料がマイナス(=報酬がもらえる)になる仕組みがあるためです。
取引回数が多い人ほどコストを抑えやすく、むしろ「取引するほど有利」な構造になっています。
少額でコツコツ売買を繰り返すスタイルの方には、特に相性が良いでしょう。
■ トータルコストで考えるなら →「GMOコイン」
一方で、売買だけでなく入出金や送金まで含めた『トータルコスト』を重視する方にはGMOコインがおすすめです。
GMOコインを利用する最大のメリットは、取引手数料が安いことに加えて、日本円の入出金手数料や暗号資産の送金手数料が、何度利用しても無料である点です。
投資ではつい「売買手数料」だけに目が行きがちですが、実際には『資金を出金する』『他のウォレットへ送金する』といった場面でもコストは発生します。
特に暗号資産では、誤送金を防ぐために少額でテスト送金をしてから本送金するのが基本です。
そのたびに送金手数料がかかる取引所だと、回数が増えるほどコストも無視できなくなります。
資産の移動や出金の機会がある方ほど、GMOコインの「手数料無料」の恩恵は大きくなるでしょう。
「出金のたびに手数料を気にしなくていい」というのは、地味ですが長く続けるほど差が出るポイントです。
積立・長期投資派なら
毎月コツコツ積み立てながら、長期で資産を増やしたい方は、「低コストで続けられる取引所」を選ぶことが大切です。
なぜなら、暗号資産の積立サービスは販売所形式で購入するケースが多く、売買手数料とは別に「スプレッド」という実質的なコストがかかることがあるからです。
販売所形式は操作が簡単で、初心者でも使いやすい反面、購入価格と売却価格の差(スプレッド)がコストになります。
このスプレッドは、売買手数料のように分かりやすく表示されないため、知らないうちに投資コストとして積み重なってしまう点に注意が必要です。
例えば、毎月1万円ずつビットコインを積み立てるとしましょう。
仮にスプレッドなどの実質コストが2%かかる場合、1万円を入金しても、実際にビットコインの購入に回る金額は約9,800円分になります。
一方で、実質コストを抑えられる取引所を選べば、同じ1万円でもより多くのビットコインを購入できます。
1回あたりの差は数百円程度かもしれません。
しかし、これを1年、3年、5年と続けていくと、購入できる暗号資産の量に大きな差が出てきます。
長期投資では、小さな差の積み重ねが、将来のリターンに大きく影響するのです。
そのため、積立に使う取引所を選ぶときは、売買手数料だけでなく、スプレッドを含めたトータルコストで比較するように心がけましょう。
その点、「BITPOINT」は、毎月コツコツ積み立てたい方にとって有力な候補になります。
■ BTCを積み立てるならBITPOINT
BITPOINTの大きな強みは、日本初の完全ゼロコスト積立サービスである「ゼロつみたて」です。
ゼロつみたてでは、スプレッド0%・手数料0円でビットコイン(BTC)を積み立てられます。
つまり、投資した金額の100%がそのままビットコインの購入に使われるのですね。
一般的な暗号資産の積立では、販売所形式によるスプレッドが発生するため、購入した瞬間に数%分のコストを負担することになります。
一方、BITPOINTのゼロつみたてであれば、そのコストを極力抑えながらビットコインを積み上げることができます。
最低積立金額は月5,000円からで、毎月10日に自動買付される仕組みです。
ビットコインを中心に長期で積み立てたい方にとって、BITPOINTはかなり相性の良い取引所といえるでしょう。
長く続けるほど、スプレッドの差がリターンに影響してくるため、BTC積立を考えている方は、まず検討したい1社です。
■ アルトコインを積立投資するなら「手動で取引所形式(板取引)」が基本
一方で、ETHやXRP、SOLなどのアルトコインを積み立てたい場合は、少し注意が必要です。
残念ながら、アルトコインをスプレッド0%で自動積立できる取引所は、現状ありません。
多くの暗号資産積立サービスは販売所形式で購入する仕組みになっており、見た目は手軽でも、実際にはスプレッドというコストがかかっています。
なかには、スプレッドが10%にもなるケースもあるため、何も考えずにアルトコインの自動積立サービスを使うのはおすすめできません。
アルトコインを毎月コツコツ買い集めたいなら、現状は「取引所形式(板取引)で手動購入する」のが基本です。
たしかに、毎月自分で注文する手間はかかります。
しかし、長期で積み立てるなら、手軽さよりも購入コストを抑えることのほうが重要です。
その点、BITPOINTはビットコインだけでなく、アルトコインも取引所形式に対応している銘柄数が比較的多いのが魅力です。
毎月決まった日に手動で購入すれば、自動積立に近い形でコツコツ積み上げることもできます。
アルトコインを長期で保有したい方は、自動積立サービスの手軽さだけで選ばず、取引所形式(低コスト)で買えるかどうかを重視しましょう。
外部ウォレットへ送金しやすい取引所を選ぶなら
暗号資産は、国内取引所で買って終わりではありません。
将来的には、購入した暗号資産を自分のウォレットへ移して管理したいと考える方もいるでしょう。
また、DeFiやNFTの利用、エアドロップ狙いのお触り、各種ブロックチェーンのサービスを使う場合も、取引所から外部ウォレットへ送金する場面が出てきます。
そのため、暗号資産取引所を選ぶときは、売買手数料だけでなく、外部ウォレットへ送金しやすいかどうかも大切なポイントです。
■ 送金しやすさで選ぶなら「BITPOINT」や「GMOコイン」が有力
外部ウォレットへの送金まで考えるなら、「BITPOINT」や「GMOコイン」が有力な候補になります。
どちらも暗号資産の送金手数料が無料と案内されており、国内取引所で購入した暗号資産を自分のウォレットへ移しやすいのが特徴です。
送金手数料が無料であれば、「ウォレットに少しだけ送って試してみる」「チェーンを触るために必要な分だけ移動する」といった使い方もしやすくなります。
反対に、送金手数料が高い取引所だと、少額を動かすたびにコストが気になってしまいます。
特に初心者のうちは、いきなり大きな金額を送るのではなく、少額でテスト送金をすることが大切です。
その意味でも、送金コストを抑えやすい「BITPOINT」や「GMOコイン」などの取引所を選んでおくメリットは大きいでしょう。
ステーキングを重視するなら
暗号資産をただ保有するだけでなく、ステーキング報酬も狙いたい方は、開設予定の取引所の「ステーキング対象銘柄」を確認しておきましょう。
ただし、ここで注意したいのは、ステーキングで見るべきポイントは「対象銘柄の多さ」だけではないということです。
なぜなら、ステーキング対象銘柄であっても、販売所でしか購入できない場合は、スプレッドの負担が大きくなりやすいからです。
ステーキングを重視するなら、次の2つをセットで確認する必要があります。
この2点をもとに、ステーキング対象銘柄が多いとされる3社の特徴を例にとって、表で整理してみましょう。

SBI VCトレードは、ステーキング対象銘柄が多い点が魅力です。
ただし、対象銘柄のすべてを低コストな取引所形式で購入できるわけではありません。
現状、ステーキング対象銘柄のうち、取引所形式で購入できるのはETHとDOTに限られます。
そのため、ETHやDOT以外の銘柄をSBI VCトレードでステーキングしたい場合、販売所スプレッドの負担によりコストが大きくなる可能性が高いでしょう。
購入コストを抑えたい場合は、別の取引所形式で購入してからSBI VCトレードへ送付する、または自分のウォレットを使ってDEXで購入するなど、ひと手間かける工夫が必要になります。
一方、GMOコインとBITPOINTは、SBI VCトレードほどステーキング対象銘柄は多くありません。
しかし、対象銘柄を取引所形式で購入しやすいため、購入時のコストを抑えやすいのが魅力です。
取引所形式で購入できれば、販売所よりもスプレッドを抑えやすくなります。
■ ステーキングは「買うコスト」まで考える
初心者の方がステーキング目的で取引所を選ぶなら、まずは「GMOコイン」か「BITPOINT」がおすすめです。
初心者のうちは、対象銘柄の豊富さや利回りの高さよりも「低コストで買えるか・あとから移動しやすいか」を重視すべきだからです。
両社はコストの安い「取引所形式」で購入しやすく、送金手数料も無料の範囲が広いためバランスに優れています。
一方、SBI VCトレードはステーキング対象銘柄が豊富な点が魅力ですが、購入方法がコストの割高な「販売所形式」になりがちです。
ある程度の知識が必要で、「他社で買って送付」「自分のウォレットを使ってDEXで購入して送付」などの工夫がいるため、中上級者向けと言えます。
おすすめステップ
- まずはGMOコインやBITPOINTで、低コストに買える銘柄から始める
- 慣れてきたら、SBI VCトレードの豊富な銘柄を活用する
ステーキングをどの取引所で行うかについては、利回りだけで判断せず、購入コストから送金手数料、自分の習熟レベルまで、総合的に比較して選びましょう。
スマホアプリの使いやすさで選ぶなら
暗号資産をこれから始める方にとって、スマホアプリの使いやすさも大切なポイントです。
どれだけ手数料が安くても、アプリが使いにくいと、購入・売却・入出金のたびにストレスを感じてしまいます。
特に初心者のうちは、画面が見やすく、直感的に操作できる取引所を選ぶことで、暗号資産へのハードルを下げやすくなります。
なかでも、スマホアプリの使いやすさと取引のしやすさを両立したい方には、「bitbank」と「GMOコイン」が有力な候補になるでしょう。
■ 取引のしやすさとコストを重視するなら「bitbank」
bitbankは、スマホアプリでも取引所形式を使いやすい点が魅力です。
販売所形式のように簡単に購入できるだけでなく、取引所形式で売買しやすいため、スプレッドによる実質コストを抑えやすいのが強みです。
BTCやETHに加えて、複数のアルトコインも取引所形式で売買したい方には、bitbankが有力な候補になるでしょう。
一方で、はじめて暗号資産を買う方にとっては、販売所形式よりも取引所形式の画面が少し難しく感じるかもしれません。
ただ、慣れてしまえば購入コストを抑えながら取引しやすくなるため、少しずつ取引所形式にも挑戦してみましょう。
■ 最初は簡単に、慣れてきたら本格的に使いたいという方は「GMOコイン」
GMOコインは、初心者にも使いやすいシンプルな画面と、慣れてきた人向けの高機能な画面を切り替えられる点が魅力です。
最初はシンプルな画面で基本操作に慣れ、取引に慣れてきたらトレーダーモードで本格的な取引に進むことができます。
そのため、「最初はかんたんに始めたいけれど、将来的には取引所形式やチャートも活用したい」という方におすすめです。
スマホアプリでも取引所形式を使いたい、コストを抑えながら売買したいという方なら「bitbank」。
最初はシンプルに始めたい、慣れてきたら本格的な取引にも進みたいという方なら「GMOコイン」。
このように考えると、自分に合った取引所を選びやすくなるでしょう。
口座開設の基本5ステップ

「取引所を決めたけど、口座開設って面倒じゃないの?」
そう感じる方もいるかもしれません。
しかし、暗号資産取引所の口座開設は、スマホ1台で完了できるケースがほとんどです。早ければ10分程度で申し込みが終わり、本人確認の審査が完了すれば取引を始められます。
基本的な流れはどの取引所も大きく変わらないため、一度経験しておけば、2社目以降の口座開設もスムーズに進めやすくなるでしょう。
ここでは、一般的な口座開設の流れを5つのステップで見ていきます。
メールアドレスを登録する
まずは、取引所の公式サイトまたはスマホアプリから、メールアドレスを登録します。
登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので、メール内のリンクを開いて、パスワードを設定しましょう。
この時点では、まだ取引はできません。あくまで仮登録の段階です。
基本情報を入力する
次に、氏名・住所・生年月日・職業・投資経験などの基本情報を入力します。
投資経験がない方でも、口座開設は可能です。
無理に経験があるように書く必要はないので、正直に入力しましょう。
ここで入力した情報は、本人確認書類の内容と照合されるため、住所や氏名の表記ミスには注意してください。
本人確認書類を提出する
基本情報の入力が終わったら、本人確認書類を提出します。
本人確認には、主に以下のような書類が使われます。
多くの取引所では、スマホのカメラで本人確認書類と顔写真を撮影する「スマホで本人確認(eKYC)」に対応しています。
郵送で書類を送る必要がないため、スマホだけで手続きを完了できるのが便利なポイントです。
二段階認証を設定する
口座開設が完了したら、必ず二段階認証を設定しましょう。
二段階認証とは、ログイン時や出金時に、パスワードとは別の確認コードを入力する仕組みです。
Google Authenticatorなどの認証アプリを使うことで、仮にパスワードが漏れてしまった場合でも、不正ログインのリスクを下げやすくなります。
暗号資産は、一度失ってしてしまうと取り戻すのが難しいため、セキュリティ対策は最初にしっかり整えておくことが大切です。
日本円を入金する
二段階認証の設定まで終わったら、取引所の口座に日本円を入金します。
入金方法は、主に銀行振込やインターネットバンキングを使った即時入金などがあります。
入金が反映されると、いよいよ暗号資産を購入できるようになります。
ただし、最初から大きな金額を入れる必要はありません。
まずは、1,000円〜5,000円程度の少額から始めて、購入画面の見方や操作方法に慣れていくのがおすすめです。
■ 口座開設で意識したいポイント
本人確認の審査は、早ければ数時間〜当日中に完了することもあります。
そのため、思い立ったその日に申し込みをして、早ければ当日中に取引準備まで進められるケースもあります。
とはいえ、混雑状況や本人確認書類の不備によっては、審査に時間がかかることもあります。
特に、キャンペーン期間中や相場が大きく動いている時期は申し込みが増えやすいため、余裕を持って口座開設しておくと安心です。
また、暗号資産を購入する前には、必ず次の3つを確認しておきましょう。
口座開設そのものは難しくありません。
ただし、暗号資産は価格変動が大きく、送金ミスや不正アクセスにも注意が必要な投資です。
まずは、少額から始めて、操作に慣れながら少しずつ投資額を調整していきましょう。
Q&A|よくある質問

暗号資産取引所の口座開設にあたって、よくある不安を整理しておきましょう。
複数口座を持っても問題ない?
まったく問題ありません。
暗号資産取引所の口座は、複数開設できます。
むしろ、取引所ごとに強みが違うため、2〜3社を使い分けるのは有効です。
例えば、bitbankは取引所形式で売買できる銘柄が多く、購入コストを抑えやすいのが魅力です。
一方、GMOコインは日本円の入出金手数料や暗号資産の送金手数料を抑えやすく、低コストで暗号資産を管理したい方に向いています。
また、複数口座を持っておけば、取引所の障害やメンテナンス時にも別の取引所で対応しやすくなります。
口座開設や維持に費用がかからない取引所も多いため、気になる取引所があれば、まず口座だけ開設しておくのも一つの方法です。
いくらから始めればいい?
最初は、1,000円〜5,000円程度の少額から始めるのがおすすめです。
暗号資産は値動きが大きいため、いきなり大きな金額を入れる必要はありません。
まずは、少額で購入してみて、アプリの操作方法や価格変動の感覚に慣れることが大切です。
特に初心者のうちは、「利益を出すこと」よりも「暗号資産の買い方・管理方法・値動きに慣れること」を優先しましょう。
慣れてきたら、家計に無理のない範囲で、投資額を少しずつ調整していけば十分です。
子育て中でも管理できる?
子育て中でも、暗号資産の管理は十分にできます。
ただし、短期売買をくり返したり、毎日チャートを見たりする方法は、忙しい家庭にはあまり向いていません。
おすすめは、積立投資のように「仕組みで回す方法」です。
一度積立設定をしておけば、自動的に暗号資産を購入できるため、日々の値動きに振り回されにくくなります。
私自身も3人の子どもを育てながら投資を続けていますが、基本は朝起きた直後、スマホアプリで現在値を確認する程度です。
子育てで忙しいからこそ、手間をかけすぎない仕組みを作ることが大切です。
ただし、生活防衛資金だけは必ず確保してから始めましょう。
目安は、生活費の6か月〜1年分です。
教育費や急な出費に備える現金を残したうえで、本当の余剰資金だけを暗号資産に回すようにしましょう。
まとめ

暗号資産取引所は、どこを選んでも同じではありません。
取引所によって、手数料、スプレッド、取扱銘柄、送金のしやすさ、アプリの使いやすさは大きく異なります。
とくに初心者の方は、「有名だから」「アプリが使いやすそうだから」という理由だけで選んでしまうと、あとから手数料やスプレッドの高さに気づいて後悔することもあります。
だからこそ、取引所を選ぶときは、次のポイントを意識しておきましょう。
取引所選びで見るべきポイント
- 金融庁に登録された国内取引所か
- 取引所形式で売買できる銘柄が多いか
- 販売所のスプレッドに注意できるか
- 日本円の入出金手数料は安いか
- 暗号資産の送金手数料は安いか
- アプリが使いやすく、長く続けやすいか
- 積立やステーキングなど、自分の目的に合っているか
この視点で考えると、初心者が最初に検討しやすいのは、BITPOINTとGMOコインです。
BITPOINTは、ビットコインを低コストで積み立てたい方や、できるだけ手数料を抑えて始めたい方に向いています。
一方、GMOコインは、入出金・送金まで含めたトータルコストを抑えやすく、将来的にステーキングや外部ウォレットへの送金も視野に入れたい方にとって、使いやすい取引所です。
また、アルトコインを含めて取引所形式で板取引をしたい方は、bitbankも有力な候補になります。
取扱銘柄が豊富で、取引所形式(板取引)に強いため、慣れてきた方には使いやすい取引所といえるでしょう。
反対に、販売所形式は操作がかんたんな反面、スプレッドの負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。
販売所形式では、「手数料無料」と書かれていても、実際にはスプレッドという形でコストを支払っているケースが多く見受けられます。
初心者のうちは、まず少額で操作に慣れつつ、できるだけ早い段階で取引所形式の使い方も覚えていきましょう。
暗号資産投資で大切なのは、最初から完璧な取引所を選ぶことではありません。
まずは、安心して使える国内取引所で少額から始め、自分の目的に合わせて使い分けていくことです。
ビットコインを積み立てたいのか、手数料をできるだけ抑えたいのか、外部ウォレットへ送金したいのか、ステーキングも活用したいのか...etc
目的がはっきりすれば、自分に合った取引所は自然と見えてきます。
まずは無理のない金額から、手数料とリスクを理解したうえで、暗号資産投資の一歩を踏み出していきましょう。
[筆者プロフィール]
40代男性。妻1人、子ども3人(7歳、5歳、3歳)の5人家族。本業年収は300万円前後。2018年1月に貯金500万円から資産形成を開始。約7年で純資産3,150万円を達成(2024年11月時点)。iDeCo、新NISA、投資信託、株式投資、暗号資産などを勉強しながら運用中。過去にハウスクリーニング、現在は暗号資産エアドロップで副収入を得ている。自身の低年収・子育て世代での経験をもとに、再現性の高い資産形成ノウハウやお金に関する思考法・習慣、投資の実践方法、リアルな資産状況などを、同じような悩みを持つ方々の力になれるよう、等身大の言葉で情報をお届けします。
[免責事項]
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の暗号資産や取引所の購入・利用を推奨するものではありません。暗号資産の取引にはリスクが伴います。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。本記事に記載の手数料・銘柄数・サービス内容は2026年4月時点の情報であり、変更される可能性があります。最新情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。