「収入が少ないから、資産形成なんて無理だ…」
「子育てでバタバタなのに、お金のことまで考える余裕がない…」
「毎月カツカツで、将来の教育費や老後なんて想像もできない…」
そんな風に考えている人は多いのではないでしょうか?
でも、安心してください。
私もかつては、同じように感じていたので気持ちは痛いほどわかります。
こんにちは!あつけんブログを運営している、あつけんパパです。
私は今、妻と6歳、4歳、2歳の子どもたち、合計5人家族でワイワイと暮らしています。
本業の年収は300万円前後と、正直、世間的には「低収入」と言われる部類かもしれません。
特別なスキルがあったわけでもなく、親から多額の遺産を受け取ったわけでもありません。
ごくごく普通、どこにでもいる40代の子持ちサラリーマンです。
そんな私が、なぜ約6年という短い期間で貯金500万円を3000万円超にまで増やすことができたのか?
それは、宝くじに当たったからでも、一攫千金を狙ったからでもありません。
ある「思考法」に出会ってから、私のお金の増やし方は劇的に加速したのです。
この記事では、私の実体験に基づいた、低年収・子育て世代でも諦めずに資産形成を加速させるための具体的な「思考法」を、隠すことなく全てお伝えします。
収入が少ないからといって、将来の豊かさを諦める必要は一切ありません。
時間がないからといって、家計管理や資産運用から目を背ける必要もありません。
この記事を読めば、あなたは「収入が少なくても、自分にも資産形成はできるんだ!」という希望を持つことができます。
また、具体的に何をすれば良いかのヒントを得ることで、将来の不安を希望に変えるための一歩を踏み出せるでしょう。
ぜひ、一緒に「労働収入に依存しない豊かな生活」への道を切り開いていきませんか?
【私の実体験】なぜ低年収でも資産形成が可能なのか?

まず、資産形成について多くの人が抱いているであろう疑問に答えます。
「収入が少ないんだから、資産形成なんて無理でしょう?」
私も、資産形成を始める前はそう考えていました。
使えるお金、貯金に回せるお金が少ないと、資産形成をするうえでかなり不利になるというのは事実です。
ネットや雑誌で「年収〇〇万円でFIRE達成!」なんて記事を見るたびに、「自分には無理だな…」とため息をついていたりもしました。
しかし、いざ資産形成を始めてみて、投資・貯蓄に関する本や投資系のYOUTUBE動画などで情報収集をしてみると、私自身の考え方は180度変わりました。
資産形成を成功させた人たちは、年収や家族構成などに関係なく、お金に対する「共通した考え方」を持っており、それを元にした「継続的な行動」が成功を左右する鍵だと気づいたのです。
例えるなら、収入は「料理に使える食材の量」です。
高級食材がたっぷりあれば、それはそれは豪華な料理が作りやすいでしょう。
しかし、限られた食材でも、レシピ(思考法)を知っていて、丁寧に調理(行動)すれば、十分美味しくて満足できる料理(豊かな生活)は作れます。
むしろ、限られた食材で美味しく作る工夫こそが、料理の腕(資産形成力)を磨くのです。
私が資産形成を本格的に決意したのは、長男が生まれる直前でした。
漠然と「お金が必要になるな」とは思っていましたが、子どもの成長を実際に想像してみると、「この子が大人になるまでに、どれだけのお金が必要になるんだろう?」という具体的な不安が押し寄せてきたのです。
当時の貯金は500万円。
これが多いか少ないかは人それぞれですが、私の感覚では「このままではヤバい」という焦りが募りました。
年収は大きく上がらないだろう、でも教育費はかかる、自分の老後資金も必要…どう考えても、今のままでは破綻が見えています。
そこで初めて、真剣にお金と向き合うことを決意し、「なんとかしなきゃ」ではなく、「どうすればできるか」を考え始めたのです。
最初は手当たり次第に情報を集めました。
本を読んだり、ブログを見たり、YouTubeを見たり…。
正直、情報が多すぎて混乱しました。
「節約しろ」「投資しろ」「副業しろ」「ポイ活しろ」…どれももっともらしいけど、じゃあ具体的に何を、どうやればいいんだ?
そもそも、低年収の私にそれができるのか?
そんな試行錯誤の中で、私はあることに気づきました。
それは、成功している人たちが共通して持っている「お金に対する考え方」がある、ということです。
単なるテクニック論ではなく、もっと根本的なお金を増やすための「OS」のようなもの。
この「OS」を自分の中にインストールし、ひたすら実践・改善を繰り返した結果が、現在の資産3000万円超という成果に繋がったと確信しています。
もちろん、道のりは平坦ではありませんでした。
家計が苦しいときもありましたし、投資で失敗した経験もあります。
家族の理解を得るために苦労したこともあります。
しかし、その度にこの「思考法」に立ち返り、乗り越えてきました。
資産形成は、一時的なイベントではありません。
人生を通して続くマラソンのようなものです。
だからこそ、小手先のテクニックではなく、継続できる「思考法」を身につけることが、低年収から豊かな生活を目指す上で最も重要なことだと断言できます。
次の章では、私が実践して効果のあった『資産形成を加速させるための具体的な3つの思考法』について掘り下げてお話ししていきましょう。
低年収でも資産形成を加速させた「私の3つの思考法」

私が低年収というハンデを乗り越え、資産形成を加速させることができたのは、突き詰めると以下の3つの思考法を実践したからです。
それぞれについて、具体的に解説していきます。
思考法1:収入を「多角的に少しずつ」増やす努力を続ける
多くの会社員は、収入源が本業の給与だけという方がほとんどだと思います。
私もそうでした。
しかし、低年収で資産形成を目指すなら、「労働収入だけ」という考え方は手放す必要があります。
給与収入は自分の努力だけで劇的に増やすのは難しいですからね。
昇給には限界がありますし、すぐに転職して年収が倍になるなんてケースは稀でしょう。
そこで考えるべきは、収入源を「多角化」することです。
そして、一気に大金を稼ごうとするのではなく、「少しずつ」でも良いから、継続的に収入を増やす努力を続けることです。
多角化というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は「本業以外の収入源をいくつか持つ」ということです。
副業、投資からの配当・売却益、スキル販売…など、方法はたくさんあります。
私の場合、まず「副業」から始めました。
本業以外で自分の力で稼ぐ経験が、お金に対する意識を大きく変えると思ったからです。
初めて取り組んだ副業は、ハウスクリーニングでした。
前の職場で、ハウスクリーニング部門で1年間働かせてもらっており、エアコンクリーニングや浴室クリーニングなど、ほとんど全てのサービスを1人でできるようになっていたことが主な理由です。
また、私自身、体を動かして働くのが楽しい性格で、「綺麗にすれば喜んでもらえて嬉しい」という感情も強かったですから、迷うことなくすぐにこの副業を始めました。
仕事内容は、会社が休みの日に2,3軒のお宅でお掃除をさせてもらって、日給7,000円~10,000円程度でした。
正直、「割に合わないな…」と感じたこともあります。
しかし、お客様から「ありがとう、すごく綺麗になったよ!」と言われた時の喜びは大きかったですし、何より「自分の力で、本業以外でお金を稼げた!」という小さな成功体験が、私にお金を生み出す自信をくれました。
ハウスクリーニングでは、肉体的に大変なことも多かったですが、作業の効率化を考えたり、お客様とのコミュニケーションを学んだり、お金をいただくことの対価としてのサービス提供の責任を感じたり…など、お金を稼ぐ上で非常に貴重な学びとなりました。
副業を始めて3年後には、年間200万円程度を安定して稼げるようになっており、家計にゆとりが生まれ始めたのを今でも覚えています。
その後、4,5年続けてスキルも身につき、毎年200万円を稼いでいたのですが、体力的な限界や、もっと効率的に時間を使いたいという思いから、別の副業にシフトすることを決めました。
それが、現在の副業である「暗号資産のエアドロップ」です。
エアドロップとは、特定の条件を満たしたユーザーに対して、プロジェクトの運営元が無料で暗号資産を配布するイベントのことです。
「無料で暗号資産をもらえるなんて怪しい…」と思うかもしれませんね。
もちろん、中には詐欺的なものもありますが、多くの場合は、新しいプロジェクトが自分の暗号資産を広く知ってもらうため、あるいはテストに参加してもらったお礼として行われます。
具体的に何をするかというと、対象となるブロックチェーンのネットワークを使ってみたり、暗号資産の流動性提供、テストネットを触ってみたり…といった、比較的単純な作業が多いです。
私が「暗号資産のエアドロップ」に注目した理由は、次のようなメリットがあったからです。
もちろん、必ず成功する保証はありませんし、時間や労力をかけても全く収益にならないこともあります。
しかし、私はこれを「新しい収入を得るための学びや経験への投資」と捉え、地道に情報収集と作業を続けてきました。
その結果、運良くいくつかのプロジェクトでエアドロップを受け取ることができ、それがまとまった金額(1プロジェクトで200万円のエアドロップをもらえたことも!)となり、私の資産を大きく押し上げる要因の一つとなりました。
この経験から学んだのは、「世の中には、まだ多くの人が知らない、あるいは難しそうだと敬遠しているだけで、意外と手軽に始められる収入の増やし方がある」ということです。
もちろん、毎年同じように稼げる保証はありませんが、新しい情報や機会を常に探し、小さくても良いからまずは行動してみる、という姿勢が重要だと感じています。
収入を多角的に増やす努力は、副業だけではありません。
本業でのスキルアップや資格取得も、長期的に見れば収入増に繋がる可能性があります。
「今の給料だけ」と決めつけず、「どうすれば収入のパイを少しでも大きくできるか?」と常に考えることが、最初の重要な思考法です。
思考法2:支出を「聖域なく徹底的に」見直す
収入を増やす努力と同時に、あるいはそれ以上に重要なのが、「支出をコントロールすること」です。
特に低年収の場合、いくら収入を増やしても、それ以上に支出が増えてしまってはいつまで経っても資産は貯まりません。
私が資産形成を加速させるために実践した支出に関する思考法は、「聖域なく、徹底的に見直す」というものです。
「聖域なく」とは、「これは削れないだろう」とか「これは仕方ない」と最初から諦める項目を作らない、ということです。
固定費の見直しが最重要
食費、趣味、交際費といった変動費はもちろん、家賃(住宅ローン)、保険料、通信費、光熱費といった固定費こそ、徹底的に見直す対象です。
なぜ固定費が重要かというと、一度見直せば、その効果が毎月継続するからです。
例えば、通信費を月5,000円削減できれば、年間6万円の節約になります。
これは、時給1,000円のアルバイトなら60時間働かなければ、もらえない金額です。
固定費の見直しは、時間対効果が非常に高い「節約」なのですね。
私の場合は、特に以下の固定費を見直しました。
通信費については、大手キャリアから格安SIMに家族全員で乗り換えることで、月々の通信費が1万円以上削減できました。
乗り換え手続きは少し面倒でしたが、一度やってしまえば毎月大きな節約になります。
保険料については、必要以上に手厚い保険に入っていたことに気づき、家族構成やライフステージに合わせて必要な保障額を見直しました。
掛け捨てで保障内容が充実しているものを選択することで、大幅に削減することができますよ。
住宅費については、『給与収入+副業収入』の25%を上限として設定することを意識しています。
持ち家であれば住宅ローン金利の見直し(借り換え)で、総支払金額が減ることも十分あり得ますので、一度検討しましょう。
サブスクリプションについては、使っていない動画配信サービスやアプリの課金など、気づかないうちに払い続けているものがないか家計簿アプリで定期的にチェックし、不要なものはすぐに解約しました。
変動費は、「家計の見える化」から始める
変動費については、いきなり無理な節約をするのではなく、「家計の見える化」から始めるのが効果的です。
家計簿アプリを使ったり、エクセルで管理したり、あるいは手書きでも構いません。
とにかく、自分たちが「何に」「いくら」使っているのかを正確に把握することがスタート地点です。
見える化することで、「あれ?こんなに使ってたの?」という発見が必ずあります。
私の場合は、『外食費』や『旅行先での出費』、『食費』が思った以上に多いことに気づいたため、次のような具体的な目標を設定しました。
上記のような具体的な数字目標があると、家族で協力しやすくなりますのでおすすめです。
ただし、「節約=我慢」という思考は持たないようにしましょう。
やみくもに全てを我慢すると、ストレスが溜まって続きません。
私が重視したのは、「価値観に合わない支出を徹底的に省く」という考え方です。
例えば、私はあまり洋服にこだわりがないので、被服費は最小限に抑えています。
一方で、家族での旅行や子どもたちの習い事など、私たち夫婦が「価値がある」と感じる支出には、メリハリをつけてお金を使うようにしています。
重要なのは、自分たちの価値観を明確にし、その価値観に沿って支出に優先順位をつけることです。
そして、優先順位の低い支出を容赦なくカットしていく。
これが、「聖域なく徹底的に見直す」ということの本質です。
この思考法を実践することで、低年収でも確実に家計に「余剰資金」を生み出すことができるようになります。
そして、この余剰資金こそが、次の思考法である「投資」の元手となるのです。
思考法3:お金に「最短距離で効率的に」働いてもらう
収入を増やし、支出を最適化して生まれた「余剰資金」、これをただ銀行に預けておくだけでは、お金はほとんど増えません。
日本の普通預金金利は非常に低いからです。
そこで必要になるのが、「お金に働いてもらう」という思考法です。
つまり、「投資」です。
「投資なんて、損しそうで怖い…」「ギャンブルでしょ?」そう思っている方も多いかもしれません。
私も最初はそう思っていました。
しかし、リスクを抑えた投資方法を実践すれば、決して怖いものにはなり得ません。
私が実践した「お金に最短距離で効率的に働いてもらう」ための投資に関する思考法は、「長期・分散・積立」を基本とし、無理のない範囲で「学びながら」進めるというものです。
低年収・子育て世代にとって、投資に回せる金額は限られています。
だからこそ、一発逆転を狙うようなリスキーな投資ではなく、時間を味方につけ、リスクを抑えながらコツコツと資産を増やしていく方法が適しているのです。
「長期・分散・積立」投資とは、次のようなものを言います。
私が具体的に取り組んできた投資は、次の4つです。
iDeCo(個人型確定拠出年金)については、節税メリットが大きいため、最優先で始めました。
老後資金形成が目的ですが、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置を受けられるため、若いうちに始めておいた方が最大限のメリットを享受できるでしょう。
新NISA(少額投資非課税制度)では、つみたて投資枠で米国株式や金などのインデックスファンドに毎月積立投資し、成長投資枠では特定の優良企業への個別株投資や分散されたETFなどを購入しています。
2024年から始まった新制度は、非課税投資枠が大幅に拡大され、非常に使い勝手が良くなりました。
NISAを活用すれば、投資で得た利益にかかる約20%の税金がゼロになります。
これは低年収で効率的に資産を増やしたい人にとって、まさに「最短距離」を進むための必須ツールと言えますので、ぜひ活用しましょう。
個別株式投資はリスクも伴いますが、企業研究を通じて経済やビジネスについて学ぶ良い機会になります。
私は主に、長期的に成長が見込めそうな小型の企業や、安定した配当を出している企業を選んで投資しています。
暗号資産については、他の資産クラスに比べて価格変動リスクが非常に大きいですが、将来性を感じているため、ポートフォリオの一部として組み入れています。
エアドロップで得た暗号資産をそのまま保有したり、少額で主要な暗号資産を購入したりと入手方法は様々です。
暗号資産投資は非常にリスクが高いため、投資する際は失っても困らない少額にとどめ、十分に理解した上で自己責任で行いましょう。
学びながら進めることが重要
以上のような投資を始めたのも、いきなり大金を投じたわけではありません。
まずは少額から始め、少しずつ投資額を増やしていきました。
短期間で儲けようとするのではなく、「学びながら進める」ことが非常に重要です。
最初は本を読んだり、信頼できる情報源から知識を得たりして、少しずつ理解を深めていくとよいでしょう。
「お金に長期的に働いてもらう」という冷静な思考を持つことが、低年収でも着実に資産を増やしていくための鍵となります。
無理のない範囲で良いので、少しでも良いから投資に回す。
それが、お金がお金を生むサイクルを作り出す第一歩となるのですね。
資産形成の道のりでぶつかった壁をどう乗り越えたか?

これら3つの思考法を実践する中で、当然ながら様々な壁にぶつかりました。
特に低年収・子育て世代という状況では、特有の悩みや困難があります。
私の経験から、代表的な壁とそれをどう乗り越えたかをお話ししていきましょう。
壁1:子育て・仕事で「時間がない」
これが、子育て世代が資産形成に取り組む上で最も大きな壁かもしれません。
朝から晩まで仕事と育児・家事に追われ、自分の時間なんてほとんどない…。
お金のことについて考えたり、勉強したり、具体的な行動に移したりする時間なんて、どうやったら確保できるんだ?
私も、この壁に何度もぶつかりました。
クタクタになって家に帰ってから、副業を始める…。
子どもを寝かしつけた後、睡魔と戦いながら投資の本を読む…。
正直、辛い時期もありました。
しかし、この壁を乗り越えるためには、現状に文句を言っている暇はありません。
私は、この「時間がない」という壁を乗り越えるために様々なことを試してみました。
その中で、特に役に立った『壁を乗り越える方法』は次の3つです。
では、それぞれについて説明していきましょう。
① 完璧を目指さない
最初から全ての時間をお金のことにつぎ込む必要はありません。
まずは週に1時間でも、いや30分でも良いから時間を作ることから始めましょう。
家計簿の記入は、アプリに任せればいいのです。
投資の勉強も、通勤中にオーディオブックを聞いたり、休憩時間にブログを読んだりするだけでも十分だと考えるようにしましょう。
② スキマ時間を徹底活用する
会社への移動時間、昼休み、子どもが寝た後の数十分…。
こうした「スキマ時間」は、意識すれば意外と多く見つかります。
私の場合、通勤中や移動時間で投資に関するYOUTUBE動画を耳で聞いたり、昼休みに副業の情報収集、子どもが朝起きる前や夜寝た後に副業の作業をしたりしていました。
③ 家族の協力を得る
一人で全てを抱え込もうとせず、パートナーと話し合い、協力体制を築くことが不可欠です。
家計の状況や将来の目標を共有し、「家族みんなで頑張ろう」という意識を持つことができれば、時間の確保だけでなく、モチベーション維持にも繋がるのですね。
我が家も、お互いの時間を確保するために、様々な場面で協力し合ってきたこともあって、いまだにモチベーションが下がることなく副業を続けられています。
「時間がない」というのは多くの人にとって言い訳になりがちですが、少しの意識と工夫で必ず克服することが可能です。
ぜひ、諦める前に上記の乗り越える方法を試してみてください。
壁2:「失敗したらどうしよう」という恐怖
投資を始める上で、あるいは副業に挑戦する上で、最も多くの人が抱えるのが「失敗への恐怖」ではないでしょうか。
「せっかく貯めたお金が減ったらどうしよう」「頑張って始めた副業が失敗したら、かけた時間が無駄になる」…。
私も、最初は怖かったです。
初めて投資信託を買うボタンを押すときは、不安で手が震えました。
また、副業で時間を使ったのに、全く稼げなかったら…と考えると、なかなか副業を始めることができませんでした。
この壁を乗り越えるために私が実践した思考法は、次の3つです。
では、それぞれについて説明していきましょう。
① 小額から始める
投資も副業も、最初から大きなお金や時間をかける必要はありません。
投資なら月1,000円からでも始められますし、副業なら無料のブログやSNSで情報発信を始めるだけでも良いのです。
小さく始めて、慣れてきたら少しずつステップアップしていくことで、リスクを抑えながら経験を積むことができるでしょう。
② 学び続ける
投資や副業の世界は常に変化しています。
一度学んだら終わりではなく、常に新しい情報をキャッチアップし、学び続ける姿勢が重要です。
分からないことは調べる、失敗したら原因を分析する、というサイクルを回すことで知識と経験が積み重なり、失敗のリスクを減らすことができるでしょう。
③ 失敗を恐れず、次に活かす
失敗は成功の母、というのは本当です。
投資で一時的に含み損が出たり、副業で思ったように稼げなかったりしても、それは決して無駄ではありません。
そこから学びを得て、次の行動に活かすことができれば、それは貴重な経験となります。
私も、投資で失敗した経験や副業で時間を無駄にしてしまった経験がありますが、それがあったからこそ、今の思考法や戦略を築くことができました。
完璧な状態で始める必要はありません。
まずは小さくても良いから一歩踏み出し、失敗を恐れずに学びながら進むことが大切です。
壁3:「モチベーションが維持できない」
資産形成は、成果が出るまでに時間がかかります。
コツコツ続けているのに、なかなか資産が増えている実感がない…、周りの成功と比べて落ち込む…、そんな時にモチベーションが下がってしまうことはよくあります。
特に、節約や副業は地道な作業が多く、投資も短期間で大きなリターンが得られるわけではありません。
飽きたり、疲れたりして、途中でやめたくなることもあるでしょう。
この壁を乗り越えるために、何かできることはあるでしょうか?
私が、この壁を克服するために実践した思考法を4つご紹介します。
では、それぞれについて説明していきましょう。
① 目標を明確にする
なぜ資産形成をするのか?
その目的を具体的にすることで、モチベーションを維持しやすくなります。
「5年後に家族で海外旅行に行きたい」「子どもが大学に入学するまでに500万円貯めたい」「50歳までに経済的自立を達成したい」など、具体的でワクワクするような目標を持つことが大切です。
② 成功体験を記録する
毎月の家計簿で目標を達成できた、投資でプラスが出た、副業で初めて収入が得られた…。
どんなに小さなことでも良いので、成功体験を記録しておきましょう。
落ち込んだ時やモチベーションが下がった時に、それを見返すと「自分は着実に進んでいるんだ」という自信に繋がります。
③ 仲間と繋がる
一人で抱え込まず、同じように資産形成に取り組んでいる人たちと情報交換をしたり、励まし合いしましょう。
SNSやブログのコメント欄、オンラインコミュニティなど、様々な形で仲間と繋がることでモチベーションを維持することができます。
④ ブログを書くことをモチベーションにする
私の場合、このブログを運営していること自体が大きなモチベーションになっています。
自分の経験をアウトプットするために、家計管理や投資についてもっと学ぼうという意欲が湧きますし、読者の方からの反応が励みになりますのでおすすめです。
モチベーションは波があるのが当たり前です。
下がってしまっても自分を責めすぎず、どうすればまたやる気が出るかを考えるようにしましょう。
壁4:「家族の理解を得る」
特に夫婦の場合、家計の管理や大きなお金を動かす「投資」について、パートナーの理解と協力は不可欠です。
しかし、「投資は怖い」「節約は嫌だ」など、価値観の違いから意見が合わないこともあるでしょう。
私も、妻に初めて投資の話をしたとき、「大丈夫なの…?」と心配されたことを覚えています。
「なぜ資産形成が必要なのか」「具体的に何をしようとしているのか」「どんなリスクがあるのか」を丁寧に、分かりやすい言葉で説明する必要がありました。
この壁を乗り越えるためには、「オープンなコミュニケーション」「共通の目標設定」「情報の共有」を意識することがとても重要です。
それぞれ、説明していきましょう。
① オープンなコミュニケーション
家計の状況や資産形成の目標について、隠し事なくオープンに話し合いましょう。
不安なこと、疑問に思うことをお互いに正直に伝え合いことで、お金に関する価値観を共有することができます。
そのうえで、資産形成の目的やリスクを説明すれば、家族の理解を得られやすくなり、妻や子供が資産形成に対して抱く不安も払拭させやすくなるでしょう。
② 共通の目標設定
「何のためにお金を貯めるのか、増やすのか」という共通の目標を家族で持つことが、協力体制を築く上で最も効果的です。
「将来の子どもの教育資金」「家族旅行の資金」「安心できる老後資金」など、具体的な目標を一緒に設定しましょう。
③ 情報の共有
投資や節約に関する情報を、パートナーにも分かりやすい形で共有しましょう。
難しい専門用語を使わず、図やグラフなどを使って説明するのも有効です。
一緒にセミナーに参加したり、関連書籍を読んだりして、お互いのわからない部分を一緒に勉強するのもよいでしょう。
家族は、資産形成の道のりにおける最強の味方です。
時間がかかっても良いので、根気強く話し合い、理解と協力を得ることが長期的な成功に繋がります。
今日からできる!資産形成を加速させるための最初の一歩

私の経験と思考法を色々とお話ししてきましたが、「じゃあ、具体的に何から始めればいいの?」と思っている方もいるかもしれませんね。
大丈夫です、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは、あなたができることから、小さな一歩を踏み出してみましょう。
私がおすすめする、今日からできる最初の一歩は以下の通りです。
ステップ1:まずは「現状把握」(家計の見える化)から始める
これが全てのスタート地点です。
あなたと家族が「何に」「いくら」お金を使っているのかを正確に把握しましょう。
STEP01
- どう行動すべき?
- 家計簿アプリ(Money Forward MEなど)、エクセル、ノートなど、続けやすいツールを選びましょう。
- まずは1ヶ月、できれば3ヶ月分の支出を記録してみてください。レシートを写真に撮る機能があるアプリを使うと便利です。
- 収入も合わせて記録し、毎月いくら「余剰資金」があるのか、あるいは「赤字」なのかを確認しましょう。
- どう思考する?:「現実を見たくない…」という気持ちがあるかもしれませんが、現状を正確に把握することが、改善への第一歩です。目を背けずに、ありのままを受け入れる覚悟を持ちましょう。
ステップ2:固定費の見直しに着手する
家計の見える化ができたら、真っ先にメスを入れるべきは固定費です。
一度見直せば、継続的な効果が得られるでしょう。
STEP02
- どう行動すべき?
- スマホの請求書、保険の証券、電気・ガス会社の契約内容を確認しましょう。
- 格安SIMへの乗り換えを検討する(オンラインで簡単に手続きできます)。
- 加入している保険の保障内容を見直し、不要なものがないか確認する。
- 電力会社やガス会社の乗り換えを検討する(比較サイトを活用する)。
- 使っていないサブスクリプションサービスがないか確認し、解約する。
- どう思考する?:面倒くさい…と感じるかもしれませんが、これは時間対効果の高い「投資」だと思って取り組みましょう。少しの手間で、将来にわたって大きな金額を節約できます。
ステップ3:少額でも良いので投資の勉強を始める
「投資」と聞くだけで敬遠せず、まずはどんなものがあるのか、どういう仕組みなのかを知ることから始めましょう。
STEP03
- どう行動すべき?
- 投資に関する入門書を1冊読んでみる(図書館を利用するのも良い)。
- 信頼できる個人のブログやYouTubeチャンネルを見てみる(金融庁のサイトなども参考になる)。
- 新NISA制度について調べてみる(非課税で投資できるお得な制度です)。
- 証券会社のサイトを見てみる。
- 可能であれば、月1,000円など、失っても気にならないくらいの超少額から投資信託などを買ってみる。
- どう思考する?:焦る必要はありません。一度に全てを理解しようとせず、少しずつ知識を積み重ねていくイメージで取り組みましょう。知っている、知らないでは、将来に大きな差が出ます。
ステップ4:副業やスキルアップの情報を集める
収入を増やすための第一歩として、どんな副業があるのか、自分のスキルをどう活かせるのかを調べてみましょう。
STEP04
- どう行動すべき?
- クラウドソーシングサイト(ランサーズ、クラウドワークスなど)を見て、どんな仕事があるかチェックする。
- 自分の得意なことや、興味のあることを書き出してみる。
- 本業に関わるスキルアップのために、どんな資格があるか、どんな講座があるか調べてみる。
- 気になる副業やスキルについて、体験談や始め方に関する情報を集める。
- どう思考する?:最初から「これで大金を稼ぐぞ!」と意気込む必要はありません。「どんな世界があるんだろう?」という軽い気持ちで、情報収集から始めてみましょう。新しい可能性に気づくかもしれません。
これらステップ1~ステップ4は、どれか一つから始めても良いですし、同時にいくつかに取り組んでも良いでしょう。
重要なのは、「完璧主義」ではなく「行動」を重視することです。
完璧な状態になるのを待っていたら、いつまで経っても始まりません。
まずは小さく始めてみて、試行錯誤しながら、どんどん改善していきましょう。
まとめ

この記事では、私自身が年収300万円台・子育て真っ只中という状況から、純資産3000万円超を達成できた「資産形成を加速させる3つの思考法」について、私の実体験を交えながらお話ししてきました。
私がたどり着いた結論は、「収入の絶対額よりも『お金に対する考え方』と『それを元にした継続的な行動』が資産形成の成否を分ける」ということです。
その考え方の核となるのが、次の3つの思考法です。
これらの思考法をバランス良く持ち、地道に実践していくことが、低年収からでも着実に資産を増やしていくための鍵となるのです。
もちろん、資産形成の道のりには、「時間がない」「失敗が怖い」「モチベーションが続かない」「家族の理解」といった様々な壁があります。
しかし、これらの壁も、考え方と工夫次第で必ず乗り越えることができます。
完璧を目指さず、小さく始めて、学びながら進み、仲間と協力し、そして何より「諦めない」こと。
これが最も重要です。
難しく考える必要はありません。
この記事で紹介した思考法を参考に、家計を見える化したり、固定費の見直しを検討したりと、あなたにとっての「最初の一歩」を今日この瞬間から踏み出してみてください。
小さな一歩の積み重ねが、将来の大きな資産へと繋がり、あなたの人生を確実に豊かな方向へと導いてくれます。
「資産形成を成功させること」は、決して難しいことではありませんし、夢物語でもありません。
あなた自身の「思考法」と「行動」で掴み取れる現実です。
この記事が、あなたの資産形成を加速させる強力なきっかけになれば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。
あなたの未来が、経済的な豊かさで満たされることを心から応援しています!
[免責事項]
本記事は、筆者の個人的な経験や見解に基づいた情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入や投資行動を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任において行うようお願いいたします。また、税制や制度に関する情報は変更される場合がありますので、最新の情報をご確認ください。