「毎月頑張ってやりくりしてるのに、全然貯金が増えない…」
「子どもの教育費も、自分たちの老後も心配だけど、どうすればいいか分からない…」
私も、ほんの数年前まで同じような悩みを抱えていました。
そして、「収入が少ないからお金がないのは仕方ない…」「もっと給料が高ければ、貯金もできるのに…」など、収入が少ないことが原因だと考えていました。
確かに、収入が多いに越したことはありません。
しかし、「お金がない」という状態は、実は収入の少なさだけが原因ではないのです。
年収が高くてもお金が貯まらない人はたくさんいます。
一方で、私のように本業の年収は300万円前後と決して高くなく、妻と幼い子ども3人(6歳、4歳、2歳)を抱える5人家族でも、約6年で純資産3,150万円(2024年11月現在)を達成できた人間がいるのも事実です。
この違いは、一体どこにあるのでしょうか?
私は様々な情報に触れ、実践を重ねる中で、ある重要な事実に気づきました。
それは、「お金がない」という状態から抜け出し、着実にお金を増やしていけるかどうかは、「お金が増える習慣」を身につけているかどうかに大きく左右されるということです。
お金持ちと呼ばれる人たちは、意識しているかいないかに関わらず、自然とそうしたお金が増える行動を「習慣」として行っています。
一方、「お金がない」と嘆いている人たちは、無意識のうちに「お金が減る習慣」や「お金が増えない習慣」を続けてしまっているのです。
この記事では、私自身が「お金がない…」と悩む日々から抜け出し、着実にお金を増やせるようになった「習慣」を、私のリアルな体験談を交えながら、包み隠さずお伝えします。
特別なスキルや派手な節約術、難解な投資方法などは必要ありません。
ほんの少し、日々の行動を意識し、それを「習慣」にするだけで、あなたのお金に対する向き合い方は確実に変わり、「お金が増える」体質へと近づいていくはずです。
この記事を読めば、あなたは「お金がない」という呪縛から解放され、将来への漠然とした不安が少しずつ晴れていくのを感じられるでしょう。
「自分にもできるんだ!」という希望を持ち、お金を増やしていくための具体的な第一歩を踏み出せるはずです。
あなたのお金が増える習慣を、ここから一緒にスタートさせましょう!
なぜ「お金がない」状態から抜け出せないのか?

まず、多くの人がなぜ「お金がない」状態から抜け出せないのか、その根本的な原因について少し考えてみましょう。
先ほども触れたように、「これは収入の少なさ」だけが問題ではありません。
お金がない人は、無意識のうちに「お金が減る習慣」や「お金が増えない習慣」を続けてしまっているのです。
例えば、以下のような人は要注意です。
これらは全て、無意識のうちに繰り返されている「習慣」です。
これらの習慣が積もり積もると、「お金がない」という現実を作り出してしまいます。
一方で、お金を貯めている人、資産を増やしている人は、意識的に、あるいは無意識のうちに、「お金が増える習慣」を実践しています。
これらの行動もまた、習慣です。
「お金がない」状態から抜け出すためには、収入を増やすことを考えるだけではいけません。
日々の「習慣」を、「お金が減る習慣」から「お金が増える習慣」へと少しずつシフトさせていく必要があるのです。
習慣は、日々の小さな行動の積み重ねです。
一つ一つの行動は小さくても、それが毎日、毎週、毎月と繰り返されることで、やがて大きな差となって現れます。
例えば、毎日500mlのペットボトル飲料を買う習慣がある人は、飲み物代に使うお金はそれだけで「年間約6万円」です。
これを水筒に替える習慣に変えれば、年間6万円が手元に残りますよね?
これを投資に回して、年平均利回り6%で30年間積立投資(6万円/年)できれば、30年後には約502万にもなります。
このように、習慣は、私たちの行動を無意識のうちに決定し、結果として家計や資産状況に大きな影響を与えているのです。
私も、資産形成を本格的に始める前は、「なんとなくお金がない」と感じていました。
当時は、家計簿もつけておらず、クレジットカードの請求を見て初めて「こんなに使ったんだ…」と愕然とするような状態だったのを覚えています。
もちろん、貯金はほとんど増えませんでした。
しかし、「このままではダメだ!」と一念発起し、お金に関する情報を集め、少しずつ行動を変えていく中で、「習慣」の重要性に気づきました。
そして、意識的に「お金が増える習慣」を生活に取り入れていった結果、現在の資産状況へと繋がっています。
次の章では、私が実際に実践し、効果を実感している「お金が増える7つの習慣」を、具体的にご紹介していきます。
「今日からできる」ものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
【筆者が実践!】「お金が増える」を加速させた7つの習慣

ここからは、私が「お金がない」という状態から抜け出し、資産形成を加速させるために実践してきた、具体的な「お金が増える習慣」を7つご紹介します。
習慣①:毎月「お金の健康診断」をする(家計の見える化と反省)
「お金が増える習慣」の最も基本的かつ、最も重要な習慣が「家計の見える化」です。
自分が毎月いくら稼いで、何にいくら使っているのかを知らなければ、どこに問題があるのか、どう改善すれば良いのか分かりません。
これは、自分の体調を知らずに健康になろうとするようなものです。
私の場合は、最初の頃から家計簿アプリ「Money Forward ME」(月額500円)を使い続けています。
クレジットカードや銀行口座、電子マネーなどを連携させれば、自動で収支を記録してくれるので、手間がかからず、とても便利です。
ただ、家計簿アプリなどで「家計を見える化」するだけでは不十分で、「月に一度、記録した家計を見直す習慣」も必要となります。
「家計の見える化」をした後に、それを用いて毎月「お金の健康診断」を行うわけです。
私は毎月、月末を区切りとして、前月の家計を振り返る時間を作っています。
具体的には、以下のような項目をチェックします。
最初は「うわ…こんなに使ってたのか…」と落ち込むこともありました。
特に外食費や子どもの物についお金をかけすぎている月など…。
しかし、これは自分を責めるための時間ではありません。
現状を把握し、次に活かすための「反省会」です。
この「お金の健康診断」を毎月続けることで、自分たちのお金の使い方の癖が分かり、どこを改善すれば良いのかが明確になります。
また、「今月は頑張って予算内に収まったぞ!」という成功体験は、次へのモチベーションにも繋がります。
今日からできること
- 家計簿アプリをダウンロードする。
- まずは1ヶ月、食費や日用品など、手軽な項目から記録を始めてみる。
- 月の終わりに、記録した家計をざっくりとでも良いので見直す時間を作る。
習慣②:定期的に「固定費」を見直す
家計の見える化ができたら、次は「固定費」を見直す習慣を身につけましょう。
固定費は、毎月決まって発生する支出のことです。
家賃(住宅ローン)、通信費、保険料、車の維持費、サブスクリプションサービスなどがこれにあたります。
なぜ、固定費の見直しが重要なのでしょうか?
それは、一度見直せば、その効果が毎月、そして将来にわたって継続するからです。
例えば、通信費を月5,000円節約できれば、年間で6万円、10年で60万円ものお金が手元に残ります。
これは、単発の節約とは比べ物にならない大きな効果です。
私は、半年に一度、あるいは年に一度は必ず固定費を見直す習慣をつけています。
新しいサービスが出ていないか、もっと安いプランがないか、加入している保険は今の自分たちに合っているかなどをチェックします。
最初は「面倒くさいな…」と感じるかもしれません。
手続きに時間がかかることもあります。
しかし、これは将来のお金を増やすための「投資」だと割り切って取り組みましょう。
少しの手間で、将来にわたって大きなお金を生み出す習慣だと考えれば、やる気が出てくるはずです。
今日からできること
- 来月中に固定費を見直す日をカレンダーに書き込む。
- まずはスマホの通信費や、契約しているサブスクリプションサービスの一覧を作ってみる。
- 加入している保険が適正かを見直す。
習慣③:「〇秒ルール」で衝動買いを防ぐ
お金を貯められない、増えない人の多くは、衝動買いが多い傾向にあります。
街のお店やネットで欲しいものを見つけると、「あ、これ良いな!」と思ったその勢いで買ってしまう。
後悔しても後の祭りです。
そのような衝動買いを防ぐためにも、何かルールを決めておく必要がありますね。
私が実践しているルールは、「〇秒(あるいは〇分、〇日)ルール」です。
これは、何か欲しいものを見つけたら、すぐに購入せず、一度立ち止まって考える時間を作る習慣です。
私の場合は、ネットショッピングが特に危険だったので、「カートに入れたら一旦閉じる」「欲しいものリストに入れるだけにして、翌日まで考え直す」といったルールを決めました。
お店で物を見た時も、すぐに手に取らず、一度その場を離れてみる、といったことを意識しました。
考える時間は、商品の価格や自分の収入によって変えれば良いでしょう。
数百円のものなら10秒、数千円なら10分、数万円なら1日、といった具合ですね。
この考える時間の中で、自分に問いかけます。
このように自問自答することで、冷静にお金の使い道を判断できるようになります。
「やっぱり必要ないな」と思えれば、その出費は防ぐことができるでしょう。
もし、本当に必要だと判断すれば、それは計画的な支出となり、後悔することも少なくなります。
この習慣を身につけることで、無駄な支出が劇的に減り、その分のお金を貯金や投資に回せるようになるのです。
ひとつでも良いので、この考える時間をぜひ習慣にしましょう。
今日からできること
- 欲しいものを見つけたら、すぐに買わず「10秒数える」というルールを決める。
- ネットショッピングでは、すぐに購入ボタンを押さず、一度画面を閉じる癖をつける。
- 購入前に「本当に必要?」と自分に問いかける口癖をつける。
習慣④:お金に関する「学び」を継続する
お金が増える人は、お金に関する知識を常にアップデートしています。
税金、社会保険、国の制度(NISA、iDeCo)、投資の種類、経済ニュースなど、知っているのと知らないのとでは、お金を増やすスピードやリスクの回避能力に大きな差が出ます。
私は、資産形成を始めてから、少しずつ定期的にお金に関する情報をインプットする習慣をつけていきました。
今も通勤中やすきま時間、家事の最中などでYouTubeでお金に関するチャンネルを聞いたり、お金に関する本を買って読んだりしています。
特に、以下のような最初に学ぶべき金融知識は、優先的に学ぶようにしています。
もちろん、全ての金融知識を網羅する必要はありません。
自分が関心のある分野や、今の自分に必要だと感じる情報から、少しずつ学びを深めていけば良いのです。
この「学ぶ習慣」を持つことで、怪しい儲け話に騙されにくくなりますし、自分に合った資産形成の方法を見つけやすくなります。
何より、お金に対する漠然とした不安が、「知っていること」による安心感に変わっていくのを実感できるはずです。
今日からできること
- お金に関する本やブログ、YouTubeチャンネルを一つ見つけてみる。
- 通勤時間や休憩時間、寝る前など、毎日少しの時間でも良いので、お金に関する情報に触れる時間を作る。
- NISAやiDeCoについて、まずは何となく調べてみる。
習慣⑤:「スキマ時間=お金を増やす時間」と捉える
子育て世代にとって、自由に使える時間は限られています。
仕事に家事に育児にと、毎日時間に追われている方も多いでしょう。
「お金の勉強なんてする時間ないよ!」と感じるのも無理はありません。
しかし、「5分でもいいから勉強する時間はないか?」と考え方を変えてみると、意外とスキマ時間が見つかったりします。
ぜひ、そうして見つけた細切れの「スキマ時間」を、「お金を増やすための時間」と捉える習慣に変えてみましょう。
私の場合は、以下のようなスキマ時間を意図的に活用するようにしています。
過去にハウスクリーニングの副業をしていた頃は、現場への移動時間なども、どうすればもっと効率的に作業できるか、どうすればお客様に喜んでもらえるか、といったことを考える「稼ぐための時間」として捉えていました。
今の暗号資産のエアドロップに関する副業も、新しいプロジェクトやテストネットに関する情報収集が欠かせません。
これも、昼休みなどのスキマ時間を活用しています。
一つ一つの時間は短くても、積み重なればまとまった時間になります。
その時間を使ってお金に関する知識を深めたり、収入を増やすための行動をしたりすることで、着実にお金が増えるサイクルに乗ることができるのです。
今日からできること
- 自分の1日のスケジュールを書き出し、どんな「スキマ時間」があるか洗い出す。
- そのスキマ時間に、スマホでお金に関する動画を見る(聞く)、本を読むなど具体的な行動を決める。
- まずは「1日10分だけ」など、無理のない目標から始める。
習慣⑥:「収入源を増やす努力」を小さく始める
「お金がない」状態から抜け出すためには、支出を減らすだけでなく、収入を増やす努力もやはり必要です。
しかし、私を含め、多くの方は本業の給料をすぐに劇的に上げるのは難しいでしょう。
そこで私が実践しているのは、「本業以外の収入源を、小さくても良いから増やそうと努力する習慣」です。
私の場合は、最初にハウスクリーニングの副業を始めました。
これは体力的なハードルもありましたが、「自分の体を使って、労働の対価としてお金を稼ぐ」という体験は、とても貴重な経験となりました。
月に数万円でも収入が増えることは、家計に大きな安心感をもたらしてくれます。
精神的な面でも、「新たな収入源」が私を支えてくれました。
現在は、暗号資産のエアドロップという、少し変わった副業をしています。
これは、無料で(あるいは少額の費用で)暗号資産を得られる可能性がある方法ですが、成功するには情報収集力と、地道な作業を継続する忍耐力が必要です。
これも、「新しい情報にアンテナを張り、試してみる」という習慣の賜物です。
もちろん、いきなり副業で何十万円も稼ぐ必要はありません。
まずは、以下のような手軽に始められることから試してみましょう。
重要なのは、「自分は本業の給料以外でもお金を稼げるんだ」という意識を持つこと、そして「新しい収入源を探し、試してみる」という習慣を身につけることです。
小さくても良いので、実際に初めてみてください。
この習慣が、必ず将来の大きな収入増に繋がるはずです。
今日からできること
- 家に眠っている不用品がないかチェックし、フリマアプリで値段をつけてみる。
- クラウドソーシングサイトを覗いて、どんな仕事があるか見てみる。
- 興味のある副業に関するブログやYouTubeを見てみる。
習慣⑦:余剰資金を「自動で働かせる」(積立投資)
家計を見直したり、収入を増やしたりして生まれた「余剰資金」。
これをただ銀行に預けておくだけでは、ほとんど増えませんので、お金に「働いてもらう」必要があります。
私が実践しているのは、「余剰資金を、自動で、効率的に働かせる」という習慣です。
具体的には、NISAやiDeCoといった制度を活用した「投資信託の積立投資」を、給料から天引きされるような感覚で自動化しています。
毎月決まった日に、決まった金額が銀行口座から引き落とされ、自動的に投資信託が購入されるのですね。
これにより、以下のようなメリットを得られます。
私は、iDeCoで毎月5,000円、新NISAのつみたて投資枠で毎月33,000円を、それぞれ毎月自動で積み立てるように設定しています。
これに加えて、余裕がある月は、つみたて投資枠の残りの枠や成長投資枠で個別株や別の投資信託、あるいは暗号資産などを購入しています。
最初は「投資なんて怖い…」「元本割れしたらどうしよう…」という不安がありました。
しかし、「長期・分散・積立」という基本的な考え方を学び、少額から始めて継続することで、徐々に慣れていき、今では暴落時にろうばい売りをするような愚かな行為はほとんどありません。
この「自動で投資に回す習慣」は、資産形成を加速させる上で非常に強力な習慣です。
無理のない範囲、まずは少額からでも良いので、この習慣を始めることを強くおすすめします。
今日からできること
- まずはNISA制度について調べてみる。
- 利用している銀行や証券会社で、NISA口座やiDeCo口座を開設できるか調べてみる。
- 月々いくらなら投資に回せるか、無理のない金額を考えてみる。
- 月1,000円など、超少額からでも良いので、投資信託の積立設定を検討してみる。
やる気なしでも、習慣を定着させるための5つのコツ

ここまで、お金を増やすための7つの習慣について解説してきました。
ただ、皆さんの中には「やる気がどうしても出なくて、そもそも始めるのが難しいんだよ…」「習慣を定着させるのは、私には無理…」などと悲観的に考えている方もいるかもしれませんね。
しかし、これから説明する「5つのコツ」を知れば、誰でも簡単に、たとえ『やる気』がなくても、お金を増やすための7つの習慣を自分のものにすることができます。
心理学の研究によると、「やる気が出たから行動する」のではなく、「行動するからやる気が出てくる」、これがそもそもの人間の脳の仕組みです。
そして、体が動き出すことで、脳内でドーパミンなどの意欲や快感に関わる神経伝達物質が分泌されることが知られています。
これが、後からやる気や集中力、そして達成感となって私たちをさらに次の行動(習慣)へと駆り立てるのです。
つまり、やる気がないのは当たり前!
大切なのは、やる気があるなしに関わらず、まずは「小さくても体を動かす」ことです。
そうすれば、自然とやる気は後からついてきます。
そして毎日、「行動→やる気→行動→やる気→・・・」の好循環をつくることで自然と習慣化されていくのです。
では、具体的にどうすればやる気がなくても動けるようになるのでしょうか?
ここからは、誰でも簡単に始められる5つの実践テクニックをご紹介していきます。
誰でも簡単に始められる5つの実践テクニック
誰でも始められる実践テクニックは、以下の5つです。
では、それぞれ説明していきましょう。
①とりあえず2分間手をつける
「よし、やろう!」と意気込む必要はありません。
まずはタイマーを2分だけセットして、そのタスクに「触れてみる」ことから始めましょう。
②行動をif-thenルール化する
特定の「状況(if)」になったら、必ず「特定の行動(then)」をする、というルールをあらかじめ決めておきます。
これにより、いちいち考える必要がなくなり、条件反射のようにスムーズに行動できるようになります。
③環境をトリガーにする
私たちの行動の多くは、実は環境に左右されています。
やる気に頼らず動くためには、行動しやすいように周りの環境を整えることが非常に効果的です。
④楽しいこととセットにする
やるべきこと(あまり気が進まないこと)と、やりたいこと(好きなこと)をセットにして行う方法です。
これにより、「これをやれば好きなことができる」という報酬系が働き、行動へのハードルが下がります。
⑤宣言と仲間の力を利用する
人間は、自分自身との約束は破ってしまいがちですが、他人との約束は守ろうとする傾向があります。
目標や進捗を他人に宣言したり、誰かと一緒に取り組んだりすることで、行動を継続しやすくなるのですね。
私の場合、妻に目標や取り組んでいることを報告し、共有しています。
「家族で年に一度旅行に行くため」「子どもの教育資金のため」「安心して老後を過ごすため」など、具体的な目標を妻と共有することで、習慣を続けるための強い原動力になっています。
さらに、自分ノート(A4の大学ノート)を購入して、目標や夢を描き、定期的に見返すとモチベーションが維持できますので、ぜひ試してみてください。
重要なポイントは「完璧を目指さない」こと

最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは、どれか一つでも構いませんから、ぜひ試してみてください。
きっと、行動することでもたらされる「やる気」を実感できるはずです。
「とりあえず2分」のように、まずは小さな行動から始めてみましょう。
もしうまくいかなくても、自分を責めないでください。
「なぜできなかったんだろう?」と原因を探り、次に活かせば大丈夫です。
「今月は予算内に収まった!」「投資の勉強を1週間続けられた!」「不用品が〇円で売れた!」など、どんなに小さなことでも良いので、成功体験を積み重ね、それを喜びましょう。
小さな成功体験の積み重ねが、次の行動への意欲を掻き立ててくれます。
一度に劇的に変わろうとしても、上手くいきません。
コツコツと小さな行動を積み重ねて、継続することを重視しましょう。
まとめ

本記事では、「お金がない」状態から抜け出し、お金を増やしていくために最も重要なのは、特別なスキルや大金ではなく、日々の「習慣」を変えることだと、私の実体験を交えながらお話ししました。
また、私が実際に実践して効果があった、「お金が増える7つの習慣」をご紹介しました。
お金が増える7つの習慣
- 毎月「お金の健康診断」をする習慣
- 定期的に「固定費」を見直す習慣
- 「〇秒ルール」で衝動買いを防ぐ習慣
- お金に関する「学び」を継続する習慣
- 「スキマ時間=お金を増やす時間」と捉える習慣
- 「収入源を増やす努力」を小さく始める習慣
- 余剰資金を「自動で働かせる」習慣(積立投資)
これらの習慣は、どれも地味に感じるかもしれませんが、継続することで確実にお金が貯まり、増えていく土台を築いてくれます。
特別な才能は必要ありません。
必要なのは、「変わりたい」という気持ちと今日からほんの少しの行動を積み重ねていく覚悟だけです。
もちろん、新しい習慣を身につけるのは簡単ではありません。
忘れてしまったり、面倒になったりすることもあるでしょう。
しかし、それは当たり前のことです。
完璧を目指す必要はありません。
「今日はできなかったけど、明日やろう」「先週はサボっちゃったけど、今週は仕切り直そう」という気持ちで、焦らず、諦めずに続けること、そして習慣化のコツを意識すること、これが大切です。
「お金がない」は、あなたの収入のせいではありません。
まだ「お金が増える習慣」を身につけていないだけです。
今日ご紹介した習慣の中から、まずは一つでも良いので、「これならできそう!」と思ったものを今日、この瞬間から試してみてください。
家計簿アプリをダウンロードする、スマホの固定費を調べてみる、不用品を一つ探してみる…。
小さな一歩を踏み出すことが、未来のあなたを大きく変える最初のきっかけとなります。
あなたの家計が改善し、「お金がない」という不安から解放され、将来への希望が持てるようになることを心から願っています。
あなたの未来が、経済的な豊かさで満たされることを、同じ子育て世代として応援しています!
[免責事項]
本記事は、筆者の個人的な経験や見解に基づいた情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入や投資行動を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任において行うようお願いいたします。また、税制や制度に関する情報は変更される場合がありますので、最新の情報をご確認ください。