投資を始めたいけど、証券会社の数が多すぎてどの証券会社を選んだらいいか分からない…
取引がしやすいネット証券を知りたい…
そんな読者に向けて、株取引の手数料が安く、投資情報やツールが充実しているネット証券3社をご紹介します。
投資初心者の方からサブ口座を作成したい中級者以上の方まで必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
おすすめのネット証券
手数料の安さのみならず、取り扱い銘柄数の多さ、ツールやアプリの機能性、つみたてNISAやiDeCoを利用できるかなどの要素を比較することによって、おすすめのネット証券を選別しました。
投資を始めて4年の初心者~中級者である筆者が、いつも利用している証券口座に限定して選んでいますので、投資初心者~中級者の個人投資家にとって有益な記事になっていると思います。
それでは、紹介していきます。
SBI証券
SBI証券のおすすめポイント
おすすめポイント
- 格安手数料
- IPO銘柄の取扱数、外国株の取扱数がトップクラス
- 口座開設数がNo.1
SBI証券は、取引手数料が業界最低水準で、外国株や投資信託などの取り扱い銘柄のラインナップが豊富であることなどが特徴です。
iDeCoやつみたてNISAにおける投資信託の取り扱い銘柄も多く、投資情報も充実しているため、初心者の方だけでなく、中級者や上級者の方にもおすすめできる証券会社です。
SBI証券のメリット・デメリット
メリット
- 取引手数料が安い
- 投資信託や外国株などの取扱銘柄数が豊富
- IPO取扱銘柄数がトップクラス
- クレカ積立でVポイントが貯まる
- 投資信託の保有額に応じてTポイントが貯まる
- 夜間取引ができる
- 無料で即時入金ができる
デメリット
SBI証券のデメリットは、WEBサイトの取引画面がとても見にくいことです。
私も資産運用を始めたばかりの頃は、投資信託や株などの投資商品を買うまでにかなりの時間を要した記憶があります。
慣れてくれば簡単に取引を行うことができますので、あまり問題にはならなくなりますが、唯一改善してほしいと思う点です。
SBI証券はこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 株式の取引手数料をとにかく安くおさえたい
- なるべく多くの銘柄を吟味したい
- Tポイントをよく利用する
- IPO投資を検討している
楽天証券
楽天証券のおすすめポイント
おすすめポイント
- 取引手数料が業界最低水準
- 投資情報が豊富
- 他の楽天サービスと連携可能
- iSPEEDやマーケットスピードなどの無料取引ツールが充実
楽天証券は、取引手数料が業界最低水準で、他の楽天サービスと連携できることなどが特徴です。
具体的には、貯めた楽天ポイントを使って投資信託を購入することができますし、楽天カードで投資信託を毎月積立購入(上限5万円/月)することで、楽天ポイントを貯めることもできます。
楽天サービスをよく利用する方は、楽天証券の口座を開設することをおすすめします。
楽天証券のメリット・デメリット
メリット
- 取引手数料が安い
- 投資信託や外国株などの取扱銘柄数が豊富
- 投資初心者向けから上級者向けまで幅広い投資情報を提供
- クレカ積立で楽天スーパーポイントが貯まる
- マーケットスピードⅡやiSPEEDなどの無料取引ツールが優秀
- 夜間取引ができる
- 無料で即時入金ができる
デメリット
楽天証券のデメリットは、ミニ株(単元未満株)の売買ができないことです。
ミニ株(単元未満株)制度 とは、本来100株単位で取引しなければならないところを、1株から個別株式を購入できるようにした制度のことです。
個別株式の売買を1株単位で行いたい方は、SBI証券やマネックス証券などの単元未満株を取り扱っている証券会社の口座開設をしましょう。
楽天証券はこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 株式の取引手数料をとにかく安くおさえたい
- 楽天サービスをよく利用する
- スマホで取引や投資情報をチェックしたい
マネックス証券
マネックス証券のおすすめポイント
おすすめポイント
- 取引手数料が業界最低水準
- 米国株の取扱銘柄数が豊富
- 投資情報が豊富
- 株式銘柄の分析ツールである「銘柄スカウター」が優秀
取引手数料が業界最低水準で、米国株銘柄のラインナップが豊富、投資情報や株式銘柄の分析ツールがかなり充実していることなどが特徴です。
日本や米国の個別株に投資をする方は、マネックス証券の口座を開設することをおすすめします。
マネックス証券のメリット・デメリット
メリット
- 取引手数料が安い
- 米国株や中国株の取扱銘柄数が豊富
- 投資初心者向けから上級者向けまで幅広い投資情報を提供
- クレカ積立でマネックスポイントが貯まる
- 銘柄スカウターなどの株式分析ツールが優秀
- 「iDeCoポートフォリオ診断」がシンプルでわかりやすい
- 無料で即時入金ができる
デメリット
- 投資信託の取扱銘柄数が少ない
- 米国株・中国株以外の外国株を取り扱っていない
- 夜間取引ができない
マネックス証券のデメリットは、投資信託の取扱銘柄数がSBI証券や楽天証券と比較して半分以下であり、米国株・中国株以外の外国株を取り扱っていないことです。
SBI証券や楽天証券と比べると、どうしても物足りなさを感じてしまいますよね。
しかし、米国株取引に関してはかなり力を入れており、米国株取り扱い銘柄数が他社と比べて多いため、米国株投資を積極的に行いたい方は口座開設をしておくべきです。
また、株式銘柄の分析ツールである「銘柄スカウター」がかなり優秀なため、日本個別株投資を行いたい方は絶対に口座開設することをおすすめします。
マネックス証券は、SBI証券や楽天証券にはない大きなメリットを持っているため、サブ口座として持っておきたい証券会社No.1であると断言できます。
マネックス証券はこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 米国株投資を積極的にしたい
- 日本株投資を積極的にしたい
- 個別株や投資に関する情報をしっかりと集めたい
まとめ
ここまで、おすすめのネット証券会社をご紹介してきました。
投資初心者の方は、だいたい人気・実力No.1のSBI証券かもしくは、楽天ポイントが貯まる楽天証券の口座を開設することになると思います。
しかし、米国や日本の個別株式を売買するようになると、SBI証券や楽天証券が提供する情報やツールだけでは効率的に情報収集・分析をすることができません。
もし、投資の楽しさに気づき、 米国の個別株や日本の個別株に投資する機会を得られた方は、投資情報や投資ツールの充実したマネックス証券の口座を開設することをおすすめします。
マネックス証券は、米国経済に関する質の高い情報をわかりやすく発信していますし、個別株式の分析ツールである「銘柄スカウター」がとても優秀なため、投資初心者から上級者までのすべての方におすすめできる証券会社です。
また、ここでは紹介できませんでしたが、他にもさまざまな特色を持った証券会社がありますので、時間に余裕があればご自身の投資スタイルに合った証券会社を探してみるのも楽しいですよ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。